食品ロスを減らすプロジェクト!食べ物で作られる洋服「FOOD TEXTILE」
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世界で問題視されている「食品ロス」。食べ物の有効活用を目指す取り組みとして、ファッションに詳しい宮田さんが教えてくれたのが「FOOD TEXTILE(フードテキスタイル)」というプロジェクト。廃棄予定食材で衣料品を染色することで、ロスを削減。自然由来ならではの色合いもイチオシなんだとか。
イチオシスト:宮田 理江
ランウェイ分析から着こなし術まで、ファッションの今を発信するファッションジャーナリスト。店長、バイヤー、プレスなどの現場キャリアを活かし、セミナーやイベントでも活躍。オフィシャルサイトfashion bible by Rie Miyataを運営。野菜ソムリエの資格取得。
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廃棄予定食材が無駄に捨てられてしまう「食品ロス」は本当にもったいないものです。少しでもロスを減らそうと、食べ物の有効活用を目指す様々な取り組みが、日本でも広がってきました。
そのうちのひとつ、アパレル業界で始まった「FOOD TEXTILE(フードテキスタイル)」は、食べ物を服に替える新しい試みです。
「FOOD TEXTILE」とは、廃棄される予定だった野菜や食材を、色染めの染料として生かすプロジェクト。土に還る天然の食材を使う点で、サステナブル(持続可能)なアプローチと言えます。
形の不ぞろいな規格はずれの食材や、カット野菜の切れ端、コーヒーの出し殻など、食品会社・飲食店・農園の製造過程で生まれる廃棄予定食材を買い取り、成分を抽出して染料に使います。
自在に着回しやすいのは、自然界を思わせる色使いだから。色を見てから原料を知ると「なるほど」と納得させられ、親近感も湧きます。肌に直接触れても安心です。
着ている服の染料を知ると、不思議にいとおしく思えてきます。
画像は、抹茶で染めたカットソー。「FOOD TEXTILE」はどのウェアも、色が実に自然で、化学染料のようなくどさがありません。天然染料ならではの穏やかな色味が、人柄までソフトに見せてくれそう。色落ちしにくく、長く着られるところも、愛着がわきやすい理由です。
染色のとき、化学物質が川や海を汚染する心配がないので、地球にやさしく、何だかいいことをした気分に浸れそう。
私はこのプロジェクトを知ってから、食べ物に対する接し方も変わってきました。清々しく晴れやかな気分になれるという点でも、特別感の高いウェアと言えるでしょう。
DATA
FOOD TEXTILE
ラインナップ:キッチン、ベビー、洋服、アクセサリー、雑貨
そのうちのひとつ、アパレル業界で始まった「FOOD TEXTILE(フードテキスタイル)」は、食べ物を服に替える新しい試みです。
「FOOD TEXTILE」とは、廃棄される予定だった野菜や食材を、色染めの染料として生かすプロジェクト。土に還る天然の食材を使う点で、サステナブル(持続可能)なアプローチと言えます。
心も肌も納得してよろこぶ、自然由来の優しい色合い
資源を提供してくれる提携先パートナーは、カゴメ(株)、キユーピーグループ、タリーズコーヒージャパン(株)などの名だたる企業たち。形の不ぞろいな規格はずれの食材や、カット野菜の切れ端、コーヒーの出し殻など、食品会社・飲食店・農園の製造過程で生まれる廃棄予定食材を買い取り、成分を抽出して染料に使います。
自在に着回しやすいのは、自然界を思わせる色使いだから。色を見てから原料を知ると「なるほど」と納得させられ、親近感も湧きます。肌に直接触れても安心です。
着ている服の染料を知ると、不思議にいとおしく思えてきます。
ファッションを通して、食品ロスへの意識が変わる
廃棄予定の野菜や食材から染められたサステナブルなプロジェクトブランドとして、コンセプトに共感する方が増え、コラボレーションも広がりを見せています。画像は、抹茶で染めたカットソー。「FOOD TEXTILE」はどのウェアも、色が実に自然で、化学染料のようなくどさがありません。天然染料ならではの穏やかな色味が、人柄までソフトに見せてくれそう。色落ちしにくく、長く着られるところも、愛着がわきやすい理由です。
染色のとき、化学物質が川や海を汚染する心配がないので、地球にやさしく、何だかいいことをした気分に浸れそう。
私はこのプロジェクトを知ってから、食べ物に対する接し方も変わってきました。清々しく晴れやかな気分になれるという点でも、特別感の高いウェアと言えるでしょう。
DATA
FOOD TEXTILE
ラインナップ:キッチン、ベビー、洋服、アクセサリー、雑貨
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