老舗「すみげん」の「しその実佃煮」は絶品のご飯のお供！

私の実家のある小松市で、お土産の定番となっている商品が、江戸末期から商いを続ける老舗「すみげん」の糠漬け、粕漬けや佃煮です。TV番組で取り上げられたこともあり、「ふぐの子」や「ふぐの糠漬け」がお土産として人気になった「すみげん」。私が今回ご紹介するのは、「すみげん」の商品のなかでも隠れた名品である「しその実佃煮」です。

爽やかなしその香りと独特のプチプチ感が楽しめます。甘さ控えめなご飯のお供としてイチオシですよ！

160年以上続く老舗の伝統の味

「しその実佃煮」を作っている「すみげん」は、江戸時代末期の寛永年間（1624～1645年）に、日本遺産にも認定されている北前船が安宅港に運んできた海鮮物を販売する商店として創業しました。現在も当時の市（いち）の名を残す小松市「三日市町」にお店を構えています。
  伝統的な町家の趣のある店内には、所狭しと海鮮物の糠漬けや粕漬け、佃煮、珍味などが並んでいます。

店舗の奥には、「出汁ソムリエ1級」の6代目若旦那が毎朝引く出汁を使った、手打ちそばを食べられるスペースもあります。
  ごり、くるみなど加賀名産の佃煮が並ぶ量り売りコーナーに、お目当ての「しその実佃煮」がありました。
 

熱々ご飯と一緒に食べると絶品！

「しその実の佃煮」は、量り売り以外にもお土産やお取り寄せに便利な真空パックで販売されています。 パッケージを開けると、醤油だれとしその香りが広がります。これを容器に移し、食卓で各自ご飯に乗せていただきます。 私は甘い佃煮はそれほど得意ではないのですが、この「しその実佃煮」はこってりというよりも独特の香ばしさとしその香りが強くて好みの味です。プチプチとした食感に食がすすみます。今回の一時帰国の時、初めてこの佃煮を食べた子どもたちにも大好評でした。
 

お弁当やそうめん・おそばのアクセントとしても最適

熱々ご飯に乗せて食べるのはもちろんですが、おにぎりやお弁当にもぴったりです。普通のふりかけと違い、はっきりとした食感を楽しめるのが魅力です。
  また、そうめんやそばなど麺物の薬味としてもイチオシ。手軽に爽やかな香りを楽しめるので、食欲がなくなりがちな夏場はとくに活躍しそうです。

ほかにも、梅干しとお茶漬けにしてもさっぱり美味しくいただけます。ちょっとひねりの効いた梅しそ茶漬けといった塩梅で、お酒のシメにも使えそうです。ぜひ一度、試してみてくださいね。

DATA
すみげん┃しその実佃煮
内容量：80g