朝ドラ『風、薫る』出演・仲間由紀恵「週プレは私の青春みたいなものです」
イチオシスト

仲間由紀恵さん。朝ドラ『風、薫る』出演、週プレ60周年、家での得意料理......。まるっと全部聞いちゃいました!
『トリック』や『ごくせん』などの大ヒットドラマで主役を演じ、NHK大河ドラマ『功名が辻』の主演や『紅白歌合戦』の司会などを務め、現在、NHK朝ドラ『風、薫る』に出演中の国民的大女優の仲間由紀恵さん!
そんな彼女を10代の頃から知る週プレだからこそ聞けたスーパースペシャルインタビュー! まるっとゆるっと楽しんでください!
【今、すごく楽しいと感じている!】3月30日スタートのNHK連続テレビ小説『風、薫る』に、週プレがとてもお世話になっている仲間由紀恵さんが出演します。
仲間由紀恵(以下、仲間) お久しぶりです。週プレさんのインタビューは、失言しないように気をつけないと(笑)。
――いや、逆に失言していただいたほうがありがたいです。今回の朝ドラは、看護師さんの物語ですよね。
仲間 はい。そうです。
――タイトルが『風邪、ひいちゃった!』でしたっけ?
仲間 いや、違いますよ。『風、薫る』です。いつもどおり、最初からボケてきますね。
――はい! 朝ドラは今回で4度目の出演になりますが、どんな役なんですか?
仲間 主人公ではないので、それほど出番は多くないんですけど、とある事情により心を閉ざしている侯爵夫人で、患者さんの役です。
――とある事情とは?
仲間 実はですね......って、それは言えないですよ。ネタバレになっちゃいますから。ドラマを見ていただければ、わかると思います。
――でも、心を閉ざしている人の演技って、難しくないですか?
仲間 そうですね。心を閉ざしているということは、相手を信頼していないということなので、どうしたらいいか悩みました。例えば、静かな拒否というのがあると思います。相手に対してしゃべらない。しゃべったとしても声が小さかったり、暗かったり。
――(暗い声で)はぃはぃ。
仲間 でも、今回は侯爵夫人ですから、プライドの高い人なのかもしれないと考えて、周りに対して攻撃的になってしまう強い拒否で演じてみようかなと思いました。
――(強い声で)どりゃー! 昔は笑いの要素のある役もありましたけど、最近は落ち着いた役が多くなりましたよね。
仲間 別にコメディをやらないと決めつけているわけではないんですけど、年齢的にも母親役が多くなってきましたね。実際、私にも子供がいますし、これまで経験してきたことが役に生かせるようになってきたと思います。
経験を積んだことで、今回のような難しい役がきたときもより繊細に役のことを考えられるようになったので、今すごく楽しいなって感じます。

――じゃあ、今、演技で一番大切にしていることってなんですか?
仲間 一番大切にしていることは、セリフをしっかり覚えることです。
――なんか、当たり前すぎる答えのような気が......。
仲間 そうなんですけど、セリフをしっかり覚えていないとアドリブもできないし、自分が「こういうふうに演技をしてみたい」という方向性もぐらついちゃうと思います。やっぱり、基本の形ができてないと〝かたなし〟ですよ。
――えっ!? 急にどうしちゃったんですか?
仲間 いえ、別にどうもしてませんけど......。もうインタビュー終わりですか?
――いや、まだ始まったばかりです。
仲間 今、すごくいいこと言ったのに。
――いやシャレですよね? ちなみに『風、薫る』にはお笑い芸人さんがたくさん出演していますが、やっぱりライバル視しているんですか?
仲間 いや、ライバル視とかしてませんよ。私、お笑いの人ではなくて、お芝居をする人ですから。現場で芸人さんにお会いしたら、ご挨拶もするし、お話もします。仲良くさせていただいています。
――じゃあ、ここからは気持ちを切り替えて、仲間さんのプライベートに切り込んでいきましょう。
仲間 切り込まなくて大丈夫です。プライベートなことは、あまり話さないんです。
――仲間さんがお母さんをしている姿があまり想像できないんですが、例えば、ごはんとかちゃんと作っているんですか? チキンラーメンばかり食べさせたりしてませんか?
仲間 チキンラーメンはCMのイメージがあるんでしょうけど、ちゃんとお料理をしてますよ。
――じゃあ、一番得意な料理は?
仲間 子供たちがよく食べるのは豆腐ハンバーグです。お肉が苦手な子がいるので「これはフワフワのだよ」って言って食べさせてます。あと、沖縄そばも作ります。作るというかゆでるだけですけど、子供たちは大好きです。
――買い物にも行きます?
仲間 行きますよ。買い物カゴを持って、ちゃんとレジにも並びます。
――じゃあ、ゴミ出しは?
仲間 ゴミ出しはですね、ゴミをまとめて玄関の内側に置いておくと、なぜか翌日の朝には消えているんです。
――ん?
仲間 お風呂掃除も道具を置いておくと、なぜかキレイになっているんです。
――誰かがやっているということですよね。
仲間 うーん、妖精なんじゃないでしょうか。
――絶対、旦那さんでしょ。家のことをちゃんとやってるのはわかりましたけど、家族に時間を取られて、自分の時間がなかったりしません?
仲間 そうなんです。そこが2025年の課題だったんですけど、まだ解決していないんです。
――もう26年になっちゃってますけどね。
仲間 何かいい方法はないですかね。募集しますか?
――読者に問いかけていくスタイルですか。じゃあ、もし自分の時間ができたらやりたいこととかあります? 趣味とか?
仲間 自分の趣味をちゃんとつくりたいとは思っているんです。私ができる楽しいことはなんだろうって考えたとき、馬に乗れるので馬場に行きたいなとは思っています。
――馬に乗って現場に行きたい?
仲間 いや、馬で通勤したいわけじゃなくて、乗馬しに行きたいんです。馬とも触れ合えるし、体も動かせるし、月1、2、3、4回くらい。
――ほぼ週1じゃないですか。
グラビア撮影でのサイパンの思い出!――さて、ここからが本番ですよ。
仲間 じゃあ、今までの話はなんだったんですか。
――『週刊プレイボーイ』は今年で創刊60周年を迎えます。
仲間 おめでとうございます。
――仲間さんは1995年から週プレにご登場いただいていますが、思い出に残っている撮影などありますか?
仲間 やっぱり「サイパンでのジーパン紛失事件」でしょうか。私、ロケなどにはジーパンにシャツみたいな服装で行ってたんです。
撮影中は衣装などを着ているのでわからなかったんですが、帰る日に引き出しにしまっておいたはずの私のジーパンがないことに気づきました。それで大騒ぎになって、皆さんで探してもらっても出てこない。
――誰かが盗んだのかって思っちゃいますよね。
仲間 そうしたら、あるスタッフさんに言われたんです。「こっちに来るときジーパンはいてなかったよね」って。そんな思い出があったような、なかったような気がします。

『風、薫る』では、主人公の看護師・りん(見上愛)が受け持つ、侯爵夫人の患者・和泉千佳子を演じる。"強い拒否"の演技に注目したい
――しっかりしてください。そんな仲間さんにとって、週プレとはなんでしょう? ちなみに過去のインタビューでは「永遠の青春です」と答えています。
仲間 でも、やっぱり私の青春みたいなものです。グラビアの撮影って不思議で、そのときの自分の心の揺れ動きみたいなものも撮られている。
新人の頃のドギマギしている気持ちも、少し慣れてポーズを取りながらも当時自分が悩んでいたりすることも切り取られている。そういう自分を写してもらっていたので、やっぱり私の青春が週プレさんの中にあると思います。
――そして今、週刊プレイボーイが仲間由紀恵の人生になったと。
仲間 いや、そこまでは言ってないですけど、あと、10年、20年くらいしたらそうなるかもしれません。
――でも、最近はあまりご登場いただけてなくて寂しいんですよね。初登場から30年くらいということで、記念グラビアで行きたい場所とかありますか?
仲間 場所ですか?
――サイパンにジーパン探しに行きます?
仲間 だから、ジーパンははいて行ってなかったんですよ。でも、サイパンだったら3時間半くらいで着きますよね。子連れでもいいですか?
――大丈夫です。砂浜で遊べますから。
仲間 あ、私、サイパンの砂浜で首まで縦に埋められたことがあるんです。そうしたら、ヤドカリがちょっとずつ私に近づいてきて、でもそばには誰もいない。しかも、埋まっているから肺が押されてあまり声も出ない。
――はい、はい。肺だけに。
仲間 それでぐったりした記憶があります。
――最後に週プレ60周年のメッセージをお願いします。
仲間 さっきの「週プレさんはやっぱり私の青春でした」でよくないですか。すごくいいことを言ったので。でも、週プレさんは若い人たちに希望を与えている素晴らしい雑誌だと思いますので、週プレさんが私の青春だったように、今、週プレさんと一緒にいる皆さんも、青春を感じて「イェーィ!」とはじけてほしいと思います!
――ありがとうございました。イェーィ!
●仲間由紀恵(なかま・ゆきえ)
1979年10月30日生まれ、沖縄県浦添市出身。女優。ドラマ『トリック』シリーズの自称天才マジシャン・山田奈緒子役や『ごくせん』シリーズの任侠集団で育った熱血高校教師・山口久美子(愛称ヤンクミ)役などで人気に。NHK連続テレビ小説『風、薫る』は、『天うらら』(1998年)、『花子とアン』(2014年)、『ちむどんどん』(22年)に続いて4回目の出演
取材・文/村上隆保 撮影/丸谷嘉長 スタイリング/十川ヒロコ ヘア&メイク/杉田和人
記事提供元:週プレNEWS
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