病名を知るのが治療の第一歩!うつ/パニック障害/自律神経失調症の違いとは?【原因不明の腰痛は自律神経が9割】
イチオシスト
●病名を知るのが治療の第一歩
精神的な原因による体調不良と自律神経からくる不調は一般的には混同されがちです。最終的な診断は病院で行う必要がありますが、それぞれの特徴を簡単にご紹介します。
【うつ】は気分が沈むことが多くなり、自分を追い込んでしまったり、趣味や今まで楽しかったことがつまらなく感じられ、他者との関わりを煩わしく感じることも。精神エネルギーが著しく低下、行動力ややる気が激減します。
【パニック障害】は急な不安感などをきっかけに、呼吸障害や手足の震えや動悸など、自分で制御不能な症状が発生します。交感神経が優位になり、行動的なパフォーマンスが突き抜け過ぎて、副交感神経優位の状態に切り替わるのが難しく、呼吸や脈が乱れてしまいます。閉所や緊張する場面で、突然自分をコントロールできなくなってしまうことも。
【自律神経失調症】は生活習慣やストレスなどにより、交感神経と副交感神経のリズムが崩れ、体調不良(腹痛・下痢・頭痛・動悸・吐き気・めまいなど)などを引き起こす状態。トータルパワーが慢性的に落ちている状態で、精神的な病気と異なり、余裕がない・環境が悪いなど周りの状況に影響を受けやすく、末梢神経全体に影響が出て、体の痛みなどの制御が効かなくなります。
うつ・パニック障害・自律神経失調症チャート正式な診断は病院で行う必要があります。あくまで簡易的な診断になりますが、自分がどれに当たるのかその傾向判断のためにチェックしてみましょう。
【出典】『原因不明の腰痛は自律神経が9割』
著:小林弘幸/順天堂大学医学部教授 日本文芸社刊
執筆者プロフィール
順天堂大学医学部教授。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。スポーツ庁参与。順天堂大学医学部卒業、同大学院医学研究科を修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、現職。自律神経研究の第一人者として、トップアスリートや文化人のコンディショニング、パフォーマンス向上指導に携わる。『医者が考案した「長生きみそ汁」』(アスコム)、『死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい』(幻冬舎)など、著書も多数。
記事提供元:ラブすぽ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
