
ヤマハ全日本2026体制発表 中須賀克行が引退発表し最後の挑戦へ

イチオシスト

ヤマハ発動機株式会社は、「YAMAHA MOTORSPORTS MEDIA CONFERENCE 2026」を東京モーターサイクルショー2026で開催し、全日本選手権に参戦するファクトリーライダーを発表した。
同イベントでは、ロードレース、モトクロス、トライアルの各カテゴリーに参戦する体制を明らかにし、2026年シーズンに向けた方針を提示した。ロードレースでは中須賀克行選手が参戦するとともに今季限りでの引退を表明し、14度目のタイトル獲得を目指す。あわせて鈴鹿8耐へのファクトリー参戦も発表され、国内外での競技活動を通じたブランド発信を強化する構えだ。
YAMAHA MOTORSPORTS MEDIA CONFERENCE 2026 東京モーターサイクルショー2026で全日本参戦ファクトリーライダーが決意を語る
ヤマハ発動機株式会社は3月27日(金)、第53回東京モーターサイクルショー2026のヤマハブースで、「YAMAHA MOTORSPORTS MEDIA CONFERENCE 2026」を開催し、全日本選手権のロードレース、モトクロス、トライアルに参戦する「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」のファクトリーライダーを紹介し、それぞれが2026年シーズンに向け意気込みを語りました。
会の冒頭、モータースポーツ統括部MS価値創造部長の中村正が登壇。2026年シーズンに向け、「ヤマハ発動機の本気とライダーの全力が詰まったファクトリーチームの活動を通じ、モータースポーツの“熱”をもっと生み出し、日本中に拡げていきたいと思います。同時に5名のファクトリーライダーと力を合わせて、2009年以来となる三冠達成を目指します」と語ったほか、7月3~5日、三重県の鈴鹿サーキットで開催される「2026 FIM世界耐久選手権 “コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第47回大会」に、ファクトリー体制となる「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」が参戦することを発表しました。
また、2000年から全日本ロードレース選手権のGP250にフル参戦を開始。2005年からは国内最高峰のJSB1000にステップアップし、2006年から当社の契約ライダーとして活動してきた中須賀克行選手が14回目のチャンピオン獲得を誓うとともに、2026年シーズンをもって引退することを発表しました。
このほかヤマハブースには、市販車とともに全日本の参戦車両「YZF-R1」、「YZ450FM」、「TY-E 3.0」、世界最高峰のロードレース「MotoGP世界選手権」を走る当社のMotoGPマシンではじめてV型4気筒エンジンを採用した「YZR-M1」を展示しています。






中須賀克行選手
「ついに、皆さんに引退をお伝えする時がきてしまいました。僕としてはいつか“ライバルたちには勝てない”と思う時があって、それが引退の時になると考えていました。でも、ライダーである限り勝てないと思う時がくるわけがありません。ただ、僕も25年以上、全日本で戦い続け、さまざまな負担が蓄積されているのも事実であり、今年の8月9日に迎える45歳という年齢を一つの区切りとしました。
今日こうして引退を発表したわけですが、実際はこれからシーズンが開幕するので、正直、引退するという実感はまったくありません。いつもと変わらず、僕をモータースポーツの世界に導いてくれた父、いつもそばで支えてくれる家族、全国のサーキットに足を運び応援してくれるファンの皆さん、スポンサー、そしてヤマハ発動機に、勝利と最高のレースを届けるため全力を尽くします。ぜひ、サーキットでお会いしましょう」
リリース提供元:ヤマハ発動機株式会社


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