軽カー、軽トラ、軽バンの足元をファッショナブルに飾る。“ニューレトロ”なホイールブランドDEANが提案する「懐かしいのに新しいスタイル」

イチオシスト

車は単なる移動手段であるだけでなく、オーナーのライフスタイルを彩るアイテムでもある。「自分らしい車に乗りたい」という願いを叶えるうえで、まず手をつけやすいのが足元を飾るホイールだ。
近年では軽自動車などでも、純正オプションで選べるホイールが増えている。いまやホイール選びは限られた車好きの特権ではなく、多くの人にとって「センスを表現する場」になっているのだろう。
今回紹介する2本のホイールも、「気軽に車でオシャレを楽しみたい」という人たちにうってつけのモデル。軽乗用車や軽トラ、軽バンサイズまで用意する、レトロでポップなDEANの「コロラド」と「クロスカントリー」に注目だ!
時代を先取る名門「クリムソン」。その核となるブランド「DEAN」のクラシックな魅力

想像力をかき立てるデザインと、それを裏打ちする盤石の信頼性

まず、「DEAN」というブランドを手がけるホイールメーカー「クリムソン」について触れておきたい。クリムソンは1978年設立の老舗メーカーであり、ワイルドで都会的な「MG」からノスタルジックな味わいが特徴の「DEAN」まで、実に多彩かつ個性的なホイールを世に送り出している。
キャラクターの異なる複数のブランドを展開する同社だが、どのブランドにも共通しているのが「時流を捉えた創造的なスタイルの提案」である。

たとえばファッションの世界でも、一流ブランドによる新しい提案は、「このアイテム、このコーデに取り入れたい!」と想像力をかき立てるもの。同じように、クリムソンのホイールも「この車にこのホイールを履かせたらどうなるだろう」と好奇心を誘うモデルばかりなのだ。
もちろん製品そのものの品質も折り紙つき。ラリーレイドなど競技の現場へのホイール供給や、トヨタ系ワークスブランドのコンプリートモデルにおけるホイール採用など、各方面で確固たる信頼を築き上げている。
足元に宿る圧倒的な“ギア感”。DEAN「COLORADO(コロラド)」

「レトロ」を現代の視点で解釈。DEANのブランド哲学「原点回帰」の真髄
クリムソンが展開するブランドのなかで、「原点に戻ろう」をテーマに掲げるDEAN。そのルーツは、1987年発売の「DEAN MINI」にまでさかのぼる。
当時、日産Be-1などに代表されるパイクカーに向けて用意された「懐かしく愛らしいクラシックスタイル」は、珠玉のマスターピースとして今もDEANのラインナップに残されている。
当時から現在に至るまで、DEANが掲げる「原点」というのは、単なる懐古趣味ではない。時とともに移り変わる人々の美意識を的確に捉え続けながら、どこかホッとするような温かみや、道具としての機能美を表現しているのである。

キャンプサイトの土の上でも、都会のアスファルトの上でも、DEANを履いた車は不思議と絵になる。それは、このブランドが人々のライフスタイルに表れる「時代意識そのもの」に寄り添っているからにほかならない。
スモールカーに規格外の存在感を。コロラドに待望の「Kサイズ」解禁

そんなDEANブランドにおいて、「時代にとらわれないNewレトロスタイル」を体現するのがミリタリー感あふれる「COLORADO(コロラド)」だ。その真骨頂は、「ワイルドなギア感」と「遊び心あふれるギミック」が交錯する造形バランスにある。

ホイールサイズ:12x4.0+42 4-100
タイヤサイズ:145/80-12
従来はハイラックスやハイエースといったワイルドな車種をメインターゲットに据えたモデルだったが、今回ついに待望の「軽乗用車」「軽トラ」「軽バン」に対応するサイズが追加された。タフネスと愛嬌が同居するデザインは、軽自動車ならではの軽快感や道具感を、いっそう引き立ててくれるにちがいない。
ソリッドな重厚感のなかに光る“遊び心”に注目
コロラドの第一印象を決定づけるのは、力強く描き出されたソリッドな質感のディッシュデザインだ。複数のレイヤーから構成される盤面の重厚感は、往年のヘビーデューティーなスチールホイールを彷彿とさせ、足元にどっしりとした安心感を与えてくれる。
コロラドのもっとも象徴的な意匠は、ディスクの外周部にリズミカルに配置される、インダストリアルな雰囲気のボルト穴だろう。単調になりやすいディッシュ形状を、スタイリッシュかつ精悍に仕立てる強力なアクセントになっている。

中心部に視点を移せば、ホイールナットをすっぽりと覆い隠すブラックのプレートと、なだらかな円錐状のセンターキャップ。泥や汚れから接合部を保護する堅牢性をイメージさせ、軍用車のようなミリタリーテイストを色濃く漂わせている。
さらにリムまわりにおいても、立体的なフランジ形状が目を引く。シンプルなようでありながら、細部の仕上げやギミックにこだわり抜くことにより、懐かしさとワイルドさ、そして洗練されたセンスをその身に宿しているのである。
車種ごとに最適化される“魅せ方”。緻密なギミックの作り込み
さらに遊び心を感じるのは、ディッシュやリム上の細やかな意匠がサイズごとに異なっており、車種に応じたイメージの変化をもたらしている点だ。
ディッシュ上のピアスボルトは、今回リリースされた軽乗用車・軽貨物用サイズでは「ボルト穴」となっており、ぷっくりとした形状が軽自動車のポップさと相乗効果を生むだろう。

一方、従来のサイズにおいては、黒い六角形のボルトを打ち込むことでハードな印象を強調。さらにハイラックスやFJクルーザーを想定した17インチでは、フランジ上にもボルトをあしらい、よりストイックなギア感を表現している。
このように、さまざまなギミックの緻密な作り込みと、センタープレートやフランジ部が織りなす複層的な盤面の構成により、重厚感とスタイリッシュさを両立しているコロラド。加えて、車種に応じてディテールを変更することで、キャラクターに即した印象の変化を演出しているのである。
待望の「軽サイズ」追加。無骨な質感をポップな愛車の足元に

ホイールサイズ:15x4.5+43 4-100
タイヤサイズ:165/65-15
コロラドの魅力を深掘りするうえで見逃せないのが、その無骨なカラーリングと表面の質感表現だ。カラーバリエーションには、鉄が持つ本来の重厚な雰囲気をリアルに漂わせる「マットチャコールブラック」と「スティールグレー」の2色が設定されている。
どちらもあえて艶を抑えたソリッドなトーンに仕上げることで、本格オフローダーはもちろん軽トラ・軽バンといったワークカー、さらにはアウトドアテイストの軽乗用車まで自然に馴染む普遍性を備えている。
今回追加されたサイズは、軽乗用車、軽トラ、軽バンに向けた12インチ、14インチ、15インチの3種類。軽トラなどの簡素なボディラインも、コロラドのギア感を組み合わせれば、たちまち「垢抜けた趣味のよさ」が前面に押し出されてくる。


働く車を“至高の遊び道具”へ格上げするスタイリング術
「プロの道具感」で軽トラ・軽バンを「オシャレなワークカー」に
コロラドの特徴であるシルエットの力強さとソリッドな質感は、プロの仕事道具やこだわりのキャンプギアにも通じる視覚的な説得力を持っている。スクエアなボディの軽バンや軽トラの足元に合わせれば、ワークカーが持つ「ギア」としての側面を一段と強調してくれるだろう。
またコロラドのタフな造形は、デリカミニやハスラーをはじめとする「アクティブな軽乗用車」とも抜群の相性を見せる。軽のカジュアル感とコロラドのミリタリーテイストが放つギャップは、アウトドアからタウンユースまで思わず目を引く存在感を発揮してくれるのだ。
ホイールのスペシャリスト『カーポートマルゼン』が
似合うカテゴリーやカスタムを伝授!
DEAN COLORADO(コロラド)の特徴をこれまで紹介してきたが、最後にホイールとタイヤのスペシャリストに〝似合うカテゴリー〟や〝カスタムの方向性〟などをカーポートマルゼンに伝授してもらおう!

カーポートマルゼンは、アルミホイール・タイヤを中心に自動車用品を扱うタイヤ&ホイール専門店。公式サイトでは車両情報に合わせた適合データ表示で商品検索ができ、セット購入時は組み込み・エアー調整・バランス調整済みで出荷。取付は各店舗での作業に加え、全国の協力店紹介にも対応する。
https://www.maluzen.com/
カーポートマルゼンが『COLORADO(コロラド)』をチェック!

カーポートマルゼン東大阪店
中野さん
タイヤ&アルミホイール大型専門店のカーポートマルゼンは、店頭販売だけでなくEC(通販)でも全国に向けて販売している。「東大阪店はホイール&タイヤを中心に取り扱いながら、ルーフラックやラダーラックなどのアウトドア系パーツも扱かっています。足まわりだけじゃなく、遊びにも強い店舗なんですよ!」と中野さん。
- どんな車両にあう?
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軽自動車、4WD/クロカン系、1BOX/商用バン・トラック
幅広く合わせやすくて、「働くクルマ」「遊べるクルマ」どちらにもハマる。 - ハマる方向性は?
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リフトアップ/オフ寄りでもしっかり成立。“アウトドア感”“ギア感”を足元で出したいときに強い。
- このホイールの推しポイントは?
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ワイルドに見える(力強い・無骨)ところ。
- どんな人におすすめ?
-
レトロ感+アウトドア感を演出したい人。
“街でも映えるギアっぽさ”を出したい人。
- ホイールを選ぶ時のサイズ感は?
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大径に振るより、バランス(乗り心地)優先がしっくりくる。見た目と実用性の両立がしやすいタイプ。
- 似合うカスタムジャンル
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相性の良いジャンルはツーリング/アウトドア(ギア感)、オフロード/アーバンオフ(ゴツさ)、レトロ/クラシック(旧車・ネオクラ)
- このホイールと相性の良いタイヤは?
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ワイルド(ゴツゴツ・外遊び)なタイヤ が似合い、AT/MT/RTといったタイヤカテゴリと相性がよい。
角張ったショルダーで迫力を出すと、ホイールのキャラが立つ。 - 「この車両に合わせたらハマる」想定車種は?
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軽トラ/ハイエース/デリカD:5
レトロ系ホイールの金字塔。DEAN「CROSS COUNTRY(クロスカントリー)」にも新サイズ追加!

ホイールサイズ:12x4.0+42 4-100
タイヤサイズ:145/80-12
往年のスチールホイールを彷彿とさせるノスタルジックな佇まい

不朽の名作であるDEAN MINIのクラシック路線を踏襲しつつ、往年のクロカンスタイルを現代流にアレンジしたのが「CROSS COUNTRY(クロスカントリー)」だ。アルミ製でありながら、昔ながらのスチールホイールが醸し出すノスタルジックな味わいを巧みに表現した一本である。
DEANの血統が刻まれたそのレトロポップなデザインには、性別や世代を超えて愛される普遍性が宿っている。ハードなカスタムを趣味とするヘビーユーザーでなくとも、休日に着るお気に入りの普段着のように、気負わずリラックスした感覚で愛車をファッショナブルに変身させることができる。
「懐かしいのに、新しい」時代を超える普遍的なフォルム

クロスカントリーの最大の見どころは、ふくよかなディッシュ面と、中央で輝くクロームメッキのセンタープレートが織りなす懐かしい表情にある。重厚なスチールホイールを彷彿とさせる意匠は、見る者に親しみやすさと温かみを感じさせる。
さらにノスタルジーを誘うのが、ディッシュエンドに配置される楕円形のホール。バキッとエッジの効いたデザインとは対極にある、「なんだか落ち着くユルさ」が感じられるポイントだ。
このように、クロスカントリーのデザインはディッシュ面からディテールまで「角のない丸みを帯びたライン」によって構成されており、自由で気ままなスタイルを見事に表現しているのである。

プレート着脱がもたらす魔法。2つの顔を持つ変幻自在のギミック
クロスカントリーが長くファンに愛され続ける理由として、センタープレートの着脱による「表情の変化」が挙げられる。標準のプレート装着状態では、ホイールナットがすっぽりと隠れ、往年のクラシックカーのようなスタイルに。
一方で、このプレートを取り外すとホイールナットが剥き出しになり、一転してメカニカルで無骨なオフロードスタイルへと変貌を遂げるのだ(※別売りのセンターキャップの装着も可能)。

1本のホイールでありながら、ラウンディッシュで愛嬌ある表情と、ソリッドでワイルドな表情、その両方を気分に合わせて使い分けることができる。まさに「一粒で二度おいしい」ギミックといえるだろう。
軽バンから新型ランクル250までを網羅する、盤石のサイズ展開


もともと欧州のクラシカルなムードを念頭にデザインされたこのモデルは、ハイラックスやFJクルーザー、ハイエースなどに向けた16〜17インチを主軸としていた。しかしその高いデザイン性が反響を呼び、ユーザーの希望に応える形で年々サイズを追加。
近年は14〜15インチのスモールサイズも展開し、今回ついに「軽トラ・軽バン」向けサイズがリリースされた。
さらに見逃せないのが、市場で圧倒的な人気を誇る「ランドクルーザー250」への対応である。新たに「18×8.0J」のサイズをラインナップ。定番のマットブラックやマーガレットホワイトに加え、一部サイズ限定の特別色「バーニッシュグレー」も選択可能だ。


愛車に“絶妙な抜け感”を。ジャンルを越えて愛されるマッチングの妙

軽バン・軽トラから本格4WDまで、愛車の個性を引き出す魅力
ファッションの世界では、カッチリとしたコーディネートをワンポイントだけあえて崩し、「抜け感」でセンスを演出することがある。このクロスカントリーも、まさにそうした抜け感を表現するのにピッタリなホイールだ。
たとえば「現場車」としての軽トラや軽バンの足元に、絶妙なユルさのあるクロスカントリーを履かせることで、「仕事」の枠から外れた「遊び」の要素を取り入れられる。
もちろんSUV系との相性はいわずもがな。とくに「懐かしさをまとった最新SUV」であるランクル250と、DEANクロスカントリーの“Newレトロ”な佇まいは、まるで最初から計算されていたかのようにマッチする。車とホイール、双方が掲げる「原点回帰」が見事にシンクロする至高の組み合わせになるはずだ。
ホイールのスペシャリスト『クラフト』が
似合うカテゴリーやカスタムを伝授!
DEAN CROSS COUNTRY(クロスカントリー)の特徴をこれまで紹介してきたが、最後にホイールとタイヤのスペシャリストに〝似合うカテゴリー〟や〝カスタムの方向性〟などをクラフトに伝授してもらおう!

クラフトは、乗用車用タイヤとアルミホイールを中心に自動車用品・部品の販売サービスを行う「タイヤ&ホイールの専門店」。1972年創業で、店舗では3Dアライメントなどのピットサービスに対応し、PIT予約も用意。買取・下取にも対応し、URBAN OFF CRAFT併設店など、ドレスアップから四駆カスタムまで相談しやすい体制が特徴だ。
https://www.craft-web.co.jp/
クラフトが『CROSS COUNTRY(クロスカントリー)』をチェック!

アーバン オフ クラフト鈴鹿店
長縄店長
BMW M3のオーナーでもあり、輸入車の相談にも強い長縄さん。輸入車であることを理由に他店でカスタムを断られたオーナーの駆け込み寺になることも多いという。
スポーツカー、ホンダ車、輸入車、アーバンオフ系と、鈴鹿店が得意とするジャンルの広さはクラフト全店の中でもトップクラスだ。
- どんな車両にあう?
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軽自動車、SUV、4WD/クロカン系
このあたりに幅広く似合います。「アウトドアっぽくしたい」「雰囲気をガラッと変えたい」車両にハマりやすい。 - ハマる方向性は?
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リフトアップ/オフ寄りでもしっかり成立。足元で“外遊び感”を作りたいときに強いタイプ。
- このホイールの推しポイントは?
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いちばんの魅力は、唯一無二のレトロ感。今っぽいクルマでも“あえてレトロ”に振れるのが強い。
- どんな人におすすめ?
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最新のクルマでも、あえて“レトロ”に乗りこなしたい人。
キャンプやアウトドアを自分らしいヴィンテージ感で楽しみたい人。
- ホイールを選ぶ時のサイズ感は?
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車両のキャラに合わせて、無理なく似合うバランスを狙うのがおすすめ。
- 似合うカスタムジャンル/完成度が上がる合わせ技を教えて!
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オフロード/アーバンオフ(ゴツさ)、レトロ/クラシック(旧車・ネオクラ)、仕事車/商用カスタム(実用+雰囲気)
が相性◎。合わせ技として リフトアップが鉄板。ここを押さえると一気にまとまる。 - このホイールと相性の良いタイヤは?
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ワイルド(ゴツゴツ・外遊び)なタイヤ が似合い、AT/MT/RTといったタイヤカテゴリと相性がよい。
扁平率の高い厚めで肉厚のタイヤにすると、クロスカントリーのキャラがより立つ。 - 「この車両に合わせたらハマる」想定車種は?
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レトロな雰囲気が似合うランクル/ジムニー/N-VAN
自分らしいホイール選びが、愛車との毎日をファッショナブルに変える
ホイール選びは、愛車のキャラクターを決定づけるもっとも重要なカスタマイズのひとつだ。アウトドアギアのような道具感を求めるならコロラド、クラシカルで温かみのあるレトロ感を楽しみたいならクロスカントリーと、目指すスタイルによって正解は変わってくる。
流行に流されず、自分の感性やライフスタイルに寄り添ってくれるDEANのホイールたちは、愛車と過ごす毎日をより豊かでファッショナブルなものにしてくれる。ぜひ、あなたの愛車にふさわしい“原点回帰”の1本を見つけてほしい。
(編集協力:株式会社クリムソン)

取材協力
アーバン オフ クラフト鈴鹿店





カーポートマルゼン東大阪店





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