プロデビュー戦4人は全員敗退… 初予選通過の倉林紅は“家族孝行”へ前進「20万キロ乗ってる車を…」
イチオシスト
<Vポイント×SMBCレディス 2日日◇21日◇紫カントリークラブ すみれコース(千葉県)◇6731ヤード・パー72>
大会は第2ラウンドが終わり、56人の予選通過者が決まった。今週10人が出場するルーキーにも“明暗”が。ここがプロデビュー戦になった鳥居さくら(トータル10オーバー・79位T)、高田菜桜(トータル12オーバー・89位T)、横山翔亜、松原柊亜(ともにトータル13オーバー・93位T)の4人全員が決勝進出を逃した。
一方、10人のうち4人は週末にコマを進めた。そのひとりが、トータル7オーバー・48位タイで2日目を終えた倉林紅(こう)だ。2週前の「ダイキンオーキッドレディス」は2日間で終わってしまったが、今季2試合目にして初のポイント獲得が決まった。
強風に加え、難しいピンポジションになった2日目は、平均ストロークが『76.2358(+4.2359)』と、スコアを落とす選手が続出。倉林も「79」と苦しんだが、10位で滑り出した初日の好発進が効いて、圏内に踏みとどまった。「すごく難しくてパターも決まらず、後半はショートパットも外してしまって」と反省の弁が口をつくが、それでも予選通過が決まった話題になると、ホッとしたような笑顔を浮かべる。
アマチュア時代は、レギュラーツアー12試合に出場し6度の予選通過経験を持つが、プロになってからの価値はやはり格別。「全然(アマチュア時代とは)違うなと、きょうすごく感じました。生活がかかっているし、1年間戦うためにポイントも稼がないといけない」。これまでプロテスト通過に向けた予行演習でもあった試合が、今は職場になった。「1番うれしいのはポイント。ギリギリでしたけど通過できてよかった」と胸をなでおろす。
これから賞金を稼ぎ、ご褒美に何を買いたいか聞いてみると、少し考えた後、こんな答えが返ってきた。「家族でずっと乗っている車が、20万キロくらいになっているので、たくさん稼いで車を家族にプレゼントしたいです」。現在も大型ミニバンに乗っているが、「ゆっくり寝られるくらい、大きい車を買ってあげたいですね」という“家族孝行”への気持ちが、モチベーションにもなる。
昨年末のQTは1位で通過したが、6月に行われる第1回リランキングでは、メルセデス・ランキングに応じて優先出場順位のシャッフルが行われる。「1試合1試合が大事になる」。最終日は順位を上げることに集中。果敢に攻めて、1pt、そして1円でも多く稼ぎたい。(文・間宮輝憲)
【ルーキーたちの2日目終了時点の成績】
21位T:ジ・ユアイ(+4)
39位T:藤本愛菜(+6)
39位T:肥後莉音(+6)
48位T:倉林紅(+7)
…以上予選通過…
79位T:鳥居さくら(+10)
89位T:高田菜桜(+12)
93位T:横山翔亜(+13)
93位T:松原柊亜(+13)
100位T:佐田山鈴樺(+14 )
104位T:伊藤愛華(+18)
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