2年ぶりにSKE48選抜メンバーに復帰した青海ひな乃が新曲『サンダルだぜ』トーク! 「今回の曲名を初めて聞いたときに芸人のスギちゃんを思い出しました(笑)」
イチオシスト

SKE48の36枚目シングル『サンダルだぜ』が3月18日に発売! 夏をテーマにキラキラしたアップテンポソングとなっている。今回、2年間グローバルユニット"Quadlips(クアドリップス)"のメンバーとしてタイを拠点に活動し、昨年10月からSKE48での活動を再開した9期生・青海ひな乃(あおうみ・ひなの)に海外での生活、選抜復帰への思いを聞いてみた。
――お帰りなさい!
青海 ただいまー!
――2年間、日本を離れていたので、正直、SKE48には戻らずにそのまま卒業するのかなって思ってましたよ。
青海 私の決断で海外へ行ったのにも関わらず、日本からSNSにエールを送ってくれたり、タイやインドネシア、フィリピン、マレーシアにまで応援しにきてくださるファンの方が多くいらっしゃったことを本当に感謝していて。そういった方々を置いて、卒業することはできないなって。日本に帰ってきて、2年間の空白を埋められるような活動ができたらいいなって思っていたところで、今回の新曲の選抜メンバーに選んでいただけたのは、すごく運命を感じました。
――ファンへの恩返しのためにまたSKE48でやろうと。
青海 海外での活動は簡単には乗り越えられる壁ではなくて、涙を流して辛かった期間のほうが多かったぐらい、本当に大変でした。でもがんばろうって思えたのは、自分のプライドややり切りたいって気持ちもありますが、いちばんはファンの方々がずっと応援してくれて、支えてくれたからです。SKE48に戻りたいって思わせてくれたのはファンの方々でした。
――青海さんはSKE48に入った頃って、辛いことも顔に出さず、ひとりで乗り越えていくような"強い"イメージでした。そんな青海さんが海外に行っていちばん大変だったことはなんですか?
青海 やっぱり言語の壁です。一生、英語なんて勉強せず、日本語だけ話して生活していくんだろうなって思っていたのに、まさか海外で生活することになったわけですから(笑)。なんとかなるでしょってノリと勢いで始めましたけど、そんな考えでは乗り越えられなくて(苦笑)。
まず銀行の口座を開設しようにも話していることがまったくわからなくてチンプンカンプン。飲み物を持って、「これ、ください」って言っても言葉が通じない。自分はペットボトルすら買えないんだってすごいショックでした。メンバーとの会話も翻訳機を使わないと話せないから仕事にもならない。あぁ、私ってひとりで何もできないんだってわかったときに、初めて人生で勉強と向き合おうと思いました。
――どんな勉強をしたんですか?
青海 とにかく英語から離れたらダメになっちゃうと思って英語漬けになりました。毎日、日本語で書いた日記を、辞書を見ながら2、3時間かけて英語に書き直して、休み時間は英語のYouTube、映画、ドラマを見たり。でもそうやって仕事以外は勉強ばかりで、家から出ないようにしていたら、ホームシックにもなっちゃったんですよー。
――ホームシック!
青海 初めての海外生活だし、ひとり暮らしだし、英語の勉強のストレスもあって。SHOWROOM配信やイベントでファンの方と話すときは「元気だよ。ホームシックにはなっていないからねー」って言ってたんですけど、実は裏では泣いていました(苦笑)。
それだけじゃなくて、ある日、勉強していたら手が震えて字が書けなくなってしまって......。私、これ以上ストレスを抱えたら限界が来ちゃうと思って、ちょっと部屋から出ようと。そしたら街で店員さんが話していることが少し理解できるようになっていて。勉強してきたことは無駄じゃなかったんだって。それと、人間って追い込まれないと覚えないんだなって(苦笑)。
――英語を学んで、ひとりで生活したことですごく成長できましたね。
青海 両親からも「本当に成長したね」って言われました。海外へ行くまでは親のすねを23年間、かじりまくっていたので(笑)。本当に両親って偉大だなって感じましたし、新しい経験と学びができた2年間でした。これからはひとりで何でもできると思います。
――料理とかもできるようになったんですか?
青海 タイは外食文化が当たり前なので甘えちゃいました(笑)。
――あちこちに屋台とかありますもんね。パクチーは大丈夫でした?
青海 最初はパクチーの味って分からなくて、なんか変わった味するなーって思っていたんですけど、意外と食べられました。私、タイ料理で一番好きなのがグリーンカレーで、初めて食べたとき、ものすごく感動しちゃったんです。両親がタイへ来てくれたときに食べてもらったんですけど、母も気に入ってくれて、今では青海家の献立のひとつに入っています(笑)。
――日本に帰ってきて、食べたかった料理はありました?
青海 タイってお寿司やラーメン、うどんとか日本の料理はなんでもあるんですけど、もつ鍋のあのプリプリのもつがないんです。なので、日本へ帰ってきたときは新鮮なもつをすぐ食べに行きました(笑)。
――なるほどー。海外で仕事をするようになって、アイドルに対する見方や考え方って変わりました?
青海 私が所属していた"Quadlips(クアドリップス)"ってインドネシア、フィリピン、タイの女のコが集まっていたんですけど、とにかく全員、個性が爆発していたんですよ。私もSKE48で個性を出していたタイプだったけど、もっと出していいんだって。メンバーを見て、自分のアピールの仕方や仕事のやり方はだいぶ変わりましたね。
――個人的に昔の青海さんってピリピリしていたイメージがあるんですよね。だけど、海外から戻ってきたらすごく穏やかになったというか。
青海 そうなんですよ。「変わったね」ってめちゃくちゃ言われますし、自分でも穏やかになったなってわかります。昔はたくさんお仕事をいただいて、自分ががんばらなきゃって切羽詰まっていたんだと思います。ファンの方たちからも「9期生と言えば青海だよね」って言ってもらっていたからこそ、かっこいい背中を見せなきゃいけないなって、余裕がなくて。当時は自分を追い込んでいたと思いますね。
――海外で活動して気持ちが変わったわけですね。
青海 がんばるのも大事だけど自分のやりたいことに挑戦してみようって。そう思ったら、すごく気持ちが楽になったんです。今は青海ひな乃がやりたいSKE48をやろうって思うようになりました。
――だいぶ大人になりましたね!
青海 そうですね(笑)。SKE48も2年前とはガラッとメンバーが変わって、改めて自分が先輩になったことを感じましたし、当時は私が新世代だったんですけど、後輩がたくさん増えているのを見るとそのコたちを支えるのも私の仕事だなって。先輩としての心を持つようになりました。でも私もまだまだ現役なので、がめつくいけるところはいきますけどね(笑)。
――SKE48に復帰して、こんなに早く選抜に戻るなんて思っていなかったんじゃないですか?
青海 またイチからがんばっていつか選抜に戻れたらラッキーだなって思っていたんですけど、まさかこんなにも早く戻ってこられるとは。普通にビックリしました。自分が海外で頑張ってきた2年間の活動をスタッフさんはちゃんと見ていてくれていたんだなって思うと、本当にうれしく思いますし、心折れずにここまでがんばってきてよかったなって思いました。
――今回の36枚目シングル『サンダルだぜ』のタイトルを聞いたときはどう思われました?
青海 芸人のスギちゃんを思い出しました(笑)。曲名を聞いただけで、気になるようなタイトルだから、インパクトあると思います。私、夏が大好きで、いつもサンダルを履いているんですよ。
――海外に行ったことで、これからの夢も変わったんじゃないですか?
青海 2年前は「全力で取り組む」って言っていたんですけど、今は「いろんな経験をしたい」と思うようになって。ゴルフや麻雀が好きなので、将来的にお仕事にできたらいいなって思っていますし、メンバーを海外に連れて行ってライブができたら最高じゃんって考えています。

青海ひな乃(あおうみ・ひなの)
2000年11月2日生まれ 愛知県出身
身長163cm 血液型=A型
ニックネーム:ひなの
SKE48 Team E所属
公式X【@a_hinano_48】
公式Instagram【@aoumi_00/】
取材・文/林 将勝 撮影/佐賀章広
記事提供元:週プレNEWS
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