料理にココナッツオイルはあり?なし?【脂質の話】
更新日:
イチオシスト
ライター / 編集
イチオシ編集部 旬ニュース担当
注目の旬ニュースを編集部員が発信!「イチオシ」は株式会社オールアバウトが株式会社NTTドコモと共同で開設したレコメンドサイト。毎日トレンド情報をお届けしています。
料理にココナッツオイルはあり?なし?
中鎖脂肪酸で注目されたが…
ダイエット向きの脂質として一時注目されたのが、ココヤシの実から抽出した脂であるココナッツオイルです。
ココナッツオイルの特徴は、植物性油脂としては珍しく常温で固体の脂であることが挙げられます。25℃以上になると溶け始め、バターのようにパンに塗って使ったりできます。
このココナッツオイルの成分を見ると約9割が飽和脂肪酸で、なかでも中鎖脂肪酸と呼ばれる脂肪酸が大半を占めているのが大きな特徴です。
中鎖脂肪酸とは炭素のつながる数が8〜12個ほどのものを指しますが、比較的短めな分子構造のおかげで体内で消化・吸収されやすく、エネルギーとして消費されやすい特性があります。そのため、この中鎖脂肪酸が主成分のココナッツオイルは「体につきにくいオイル」として注目を浴びたのです。
一般的な脂質に含まれる脂肪酸はほとんどが長鎖脂肪酸で、中鎖脂肪酸はレアなので、その希少性も相まってココナッツオイルの人気に火を付けました。
とはいえ、ココナッツオイルの主成分は体の中で固まりやすい飽和脂肪酸であり、半分は長鎖なので摂り過ぎれば体脂肪が増えて太ってしまいます。オメガ6系に偏った食生活を改善する目的で、代わりにココナッツオイルを使う、といった用途に留めるのが無難でしょう。
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 脂質の話』監修:守口徹
記事提供元:ラブすぽ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
