<キンパとおにぎり>赤楚衛二“大河”、カン・ヘウォン“リン”、そして片岡凜“乃愛”、人生の新たな一歩を歩み始める
イチオシスト
(C)「キンパとおにぎり」製作委員会大河(赤楚衛二)は作本(三浦誠己)に進路についてアドバイスを求める
赤楚衛二演じる居酒屋のアルバイト・長谷大河と、カン・ヘウォン演じる韓国人留学生のパク・リンの国境を越えた恋を描く、ドラマプレミア23「キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレ東系)が、Lemino(ネットもテレ東)で期間限定広告付き無料見逃し配信中。第8話では、大河とリンが将来への新たな目標に向かって歩み出した姿が描かれた。そして、“田の実”の常連客でリンの友人でもある乃愛(片岡凜)も新たな一歩を踏み出した。(以下、ネタバレを含みます)
本作は、日本人男子と韓国人女子が、文化や価値観の違いに戸惑いながらも惹かれ合い、やがて自分自身を見つめ直して前を向いていく姿を描くピュア・ラブストーリー。
リンの卒業後も、どんな形でも離れないでいようと再確認
復縁した大河とリンは、年が明けてリンの卒業が迫る中、これまで避けてきた“リンの卒業後”に向き合うことを決めた。
大河は、リンが夢と現実の狭間で苦しんでいることや、日本に残る場合のいくつものハードルをクリアする大変さを分かってやれなかったことを彼女にあらためて謝った。そして、「この先もずっと一緒にいたい」と素直な想いを打ち明け、もし彼女が帰国しても定期的に会えるように、自分の夢を追いかけながら自立してみせる、と決意を語った。
本音は、彼女に日本に残ってほしい…。だが、不確かな自身の将来を考えると軽はずみなことは言えない大河は、不安定な自分の状況を悔やむが、リンは彼がそんな悔しさも含めて自分の気持ちを隠さずに伝えてくれたことがうれしかった。リンもずっと大河といたい気持ちは同じ。卒業後も一緒に居られるように自分なりに頑張ってみることにした。
(C)「キンパとおにぎり」製作委員会一度別れたことで、さらに絆が深まった大河とリン(カン・ヘウォン)
社内コンペと国家試験
リンは、文化祭で彼女の作品を気に入った星海(渡辺真起子)が勤務する広告会社で、卒業までインターンとして働くことに。これまでとは違い積極的になった彼女は、新商品のイメージキャラクターの社内コンペへの参加を申し出た。星海の「期待してる」という言葉に励まされ、リンは珍しく次々とキャラクターのアイデアが浮かんでくるのだった。
一方、大河は以前「田の実」に客としてやって来た、企業でアスリートの栄養管理をしている作本(三浦誠己)との出会いをきっかけに、彼のような“スポーツ栄養士”を目指すことを考え始めていた。
料理が好きで始めたバイトではなかったが、店で働くうち、そして最近のケータリング業務をするうちに、彼は自分の料理を食べて喜ばれることにやりがいを感じるようになっていた。学生時代、陸上選手だった経験も生かせる“スポーツ栄養士”は、今の彼にとってぴったりの職業だ。
資格取得には4年かかるが、作本から普通の栄養士の資格だけでも働ける大学の寮や実業団などで実務を積んで、“スポーツ栄養士”を目指す方法もある、とアドバイスをもらった大河は、とにかく一歩踏み出すべく、まずは栄養士の資格取得のための国家試験の準備に集中した。
(C)「キンパとおにぎり」製作委員会国家試験に向けて頑張っていることをリンに報告する大河
夢を諦めている乃愛
人生の転機を迎えているのは、大河とリンだけではない。「田の実」の常連客・乃愛もその1人だった。乃愛は、いつか海外に行きたいという夢を持ち、昼はホテル、夜はスナック…とバイトを掛け持ちする間を縫って英語学校にも通っている。
「田の実」の英語のメニューを作るなど、勉強の成果を役立てているが、海外に行くなど夢のまた夢、と諦めている。その理由は、恋人の秋紀(福山翔大)。秋紀は無職で、乃愛にカネをせびってパチンコ店に入り浸っている。彼女は良くないことだと思いつつも、彼に甘えられるとついカネを貸してしまう…という日々が続いていた。その上、母親に仕送りもしており、そんな状況で資金を貯められるわけがなかったのだ。
そんな乃愛に、リンは「本当に海外に行きたいなら、どうすれば実現するか考えてみたら?誰だって、なりたい自分になるべきだよ」と言うが、乃愛は自分には無理だと諦めてしまっていた…。
(C)「キンパとおにぎり」製作委員会リンは、乃愛(片岡凜)に夢を諦めないようにアドバイスするが…
明らかな詐欺話を信じた秋紀は…
ある日、秋紀が悪い仲間にそそのかされて投資話に乗ってしまった。「月に必ず20万円の配当がもらえる」という、どう考えてもあり得ない話だったが、無知な秋紀は信じ込んでしまった。
だが、“手付け金”の50万円を用意することができない。そこで彼は、最近親しくなったリンの先輩・ジュンホ(ムン・ジフ)から借りることを思いついた。「将来について相談に乗ってほしい」と、秋紀に呼び出されたジュンホは、実は借金の頼みだと知ってあきれ返る。だが、秋紀は「乃愛の母親の手術代をオレが出してやりたい」とウソをついて懇願。ジュンホは秋紀を信用して50万円を貸した。
乃愛は、秋紀が明らかに詐欺の投資話を信じたことに加え、資金をジュンホに借りたことを知って激怒。彼女は、ジュンホに返す50万円を持って、秋紀を連れて彼に謝りに行った。
(C)「キンパとおにぎり」製作委員会乃愛は、秋紀(福山翔大)を連れて、ジュンホ(ムン・ジフ)に謝りに行くが…
「勝手に信じて、勝手にガッカリして…ムカつくんだよ!」
乃愛は、秋紀がダメ人間なのは重々分かっていたが、ここまでバカだと思っていなかったし、何よりも自分以外の人間に迷惑をかけたことが許せなかった。だが、秋紀は「返すつもりだった」「オレだって(収入を得て)変わりたかった」などと言い訳ばかりで、ジュンホへの謝罪の言葉が出てこない。
ジュンホは「この50万円は乃愛の物だから受け取れない」と言い、秋紀に自分で返すように告げた。「信じてるからな」と念を押したジュンホに、秋紀は「勝手に信じて、勝手にガッカリして…そういうのが、一番ムカつく」と言いながら涙を流し、いたたまれなくなったのか、「ウザ過ぎんだよ!」と捨てゼリフを吐いて店を出て行こうとした。
乃愛は秋紀に「お願い。謝って」と頼んだが、彼はつらそうな表情で彼女の手を振り払って去った。本心では謝りたいのに謝れない――そんな子供のような表情だった。
(C)「キンパとおにぎり」製作委員会ダメな彼氏・秋紀に付き合いきれなくなった乃愛
乃愛の人生の選択
この一件で乃愛は、このまま秋紀といても同じ事の繰り返しだという虚しい現実をやっと見つめることができた。リンの「なりたい自分になるべき」という言葉を思い出し、秋紀に振り回されて終わる人生ではなく、自分のために生きる人生を選ぶことにした。
嫌いになったり憎んだりして別れるのではなく、新たなステージに進むために秋紀との別れを決めた乃愛。2人でいる未来に向かって一歩を踏み出した大河とリン。幸せになるために、それぞれがそれぞれの方法で歩み出した。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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