クセ強グリーンでも操作性◎「ヘッドが動かしやすい」 プロ12年目の山城奈々がハマった“ほぼゼロトルク”の絶妙パター【私のお気に入りの1本】
イチオシスト
プロゴルファーにとってクラブは、商売道具になる大事な武器。そこにはこだわりも詰め込まれている。そんな選手たちの『お気に入りの1本』を紹介。今週は、女子ツアー「台湾ホンハイレディース」(ザ・オリエントゴルフ&カントリークラブ/台湾)に出場する山城奈々。
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昨季メルセデス・ランキング28位になり、初のシード選手として2026年シーズンに入ったのが、プロ12年目、32歳の山城奈々だ。地元・沖縄で行われた開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」でもしっかりと4日間を走り抜け43位。今年は念願の初優勝をつかみ取りにいく。
そんな山城が、先週からグリーン上で使用しているのがトゥーロンのマレット型パター『フォーミュラ45』だ。沖縄のコーライなど目のきつい芝対策として投入、大きいヘッドでクセに負けない強い出球を打つことが目的になっている。
同パターは、山城が使用するゼロトルクに近いフォーミュラ45のほか、低トルクのセンターシャフトモデル『フォーミュラCS』、そしてゼロトルクの『フォーミュラ90』の3タイプがある。「(ヘッドが)まっすぐ動くのが苦手」という山城にとって、「ちょっと(自分の意思で)動かしたりもできるから、操作性を感じられる。ヘッドが動かしやすいんです」と、この“ほぼゼロトルク”という塩梅が絶妙にハマった。
使用感を深掘りすると、信頼の言葉が続々と出てくる。「大型のヘッドなので、手よりも(ヘッドが)遅れてくる感覚があり、安心できます。手先が変に動くということがないため、やさしいんです」。昨年の1ラウンド当たりの平均パット数は『29.6952』の37位と中位に位置したが、ここでさらに上位につけることが、そのまま初優勝への確率アップにもつながってくる。
さらに山城は、このパターのアマチュアゴルファーに対する利点も強調する。「ショートパットが苦手な方にいいと思います。とにかく操作性がいいから動かしやすく、ヘッドの存在感もしっかりと感じられます」。パターはやさしいに越したことはないが、ゼロトルクよりも操作性を出せるため、狙いも意のままだ。
パターのこだわりを聞くと、ずばり「とにかく入ること!」。そう言って笑顔を見せる山城だが、この考えは誰もが同じ。もともとは「ピン型派」という山城だが、すんなりと手に馴染んだことも高評価だ。今週の台湾のコースも芝目にクセがあり、さらに強烈なアンジュレーションも選手を苦しめる難グリーンが相手になる。そんななかでも心強い1本になるはず。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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