「タキシードボディ」再び! 常磐線E657系が「651系オマージュカラー」で登場。運行期間や3/22撮影会、出発式の詳細まとめ
イチオシスト

あの「タキシードボディのすごいヤツ」が、令和の常磐線に帰ってきます。JR東日本は、2026年4月から開催する「ふくしまデスティネーションキャンペーン(ふくしまDC)」を記念し、特急「ひたち」「ときわ」に使用するE657系1編成を、かつての名車651系のカラーリングに塗り替えて運行します。
震災から15年。地域の復興を見守り続けた651系の魂を継承するこの「オマージュカラー」は、2026年4月11日(土)から2028年春頃まで、品川〜仙台間で運行します。本記事では、3月22日に開催する「塗りたて」お披露目撮影会の参加方法や、運行初日の出発式、さらにファンなら見逃せない車両デザインの細部まで解説。期間限定となる「白き特急」の魅力をチェックして、春の福島へ出かけませんか?
震災から15年、地域と共に歩む常磐線の思い
651系といえば、1989年のデビュー時に「タキシードボディのすごいヤツ」というキャッチコピーで登場。従来の国鉄形車両とは一線を画す斬新なデザインが評価され、1990年にブルーリボン賞を受賞した車両です。常磐線特急「スーパーひたち」などで活躍し、東日本大震災後もいわき駅以北の一部区間で普通列車として運行。常磐線では2020年の全線開通まで地域住民の足として活躍し、2023年に惜しまれつつ引退しました。多くの人々に親しまれた名車として知られています。
【参考】
651系は23年春のダイヤ改正で引退 大宮支社が惜別の撮影会イベント クモユニ143形の車内見学も(※2023年3月掲載) https://tetsudo-ch.com/12874925.html
震災から15年という節目を迎える今、当時の思い出を乗せたオマージュカラー車両が福島県浜通りエリアを駆け抜けることは、地域に「希望と懐古の思い」を届ける非常に意義深い企画だと言えるでしょう。鉄道ファンのみならず、沿線住民にとっても胸が熱くなる粋な計らいであり、ふくしまDCを象徴する目玉の一つとなりそうです。
「タキシードボディのすごいヤツ」が現代に蘇る

今回はふくしまDCの開催を記念し、E657系10両1編成を、651系電車をオマージュした特別塗装に変更します。
今回のオマージュカラーは、ミルキーホワイトとグレーの車体に、裾部のオリーブグリーンラインを施し、当時の色合いに近づけた塗装となります。さらに、651系の特徴でもあった前面(連結器カバー)と側面への「JR」シンボルマークをあしらった、スタイリッシュかつノスタルジーを感じさせるデザインです。
運行概要と記念式典
・運行期間:2026年4月11日(土)~2028年春頃まで
・運行区間:品川駅~仙台駅間
・対象車両:E657系10両1編成
運行初日となる2026年4月11日の9:00~9:30に、いわき駅1番線で記念式典および出発式を開催します。また、同日よりNewDaysいわきなどでオリジナルグッズの販売も開始する予定です。
運行開始前に「塗りたて」を撮影できるイベントを開催!

この特別な車両をいち早く、しかも間近で撮影できるチャンスが用意されています。郡山総合車両センターの検修庫内で、出場直前の「塗りたて」状態のE657系オマージュカラーを見学・撮影できるイベントを開催します。走行前に間近でじっくりと好きなアングルから撮影できるのは、このイベントだけの特権です。
イベント詳細
・開催日:2026年3月22日(日)
・時間:第一部 10:00~11:00、第二部 11:30~12:30
・場所:郡山総合車両センター
・参加費:8,000円(税込)
・募集人数:各部最大30名(18歳未満は参加不可)
申し込みはJRE MALLチケットの東北本部ショップで受付中です。
単なる「懐かしさ」だけでなく、復興への歩みと共に歩んできた常磐線の絆を感じさせる今回のオマージュ企画。白く輝く「タキシードボディ」が春の福島を駆け抜ける姿は、沿線の人々にとっても、かつての活気と未来への希望を象徴する光景になるでしょう。きっぷを手に、あの頃の思い出と新しい発見を探しに常磐線の旅へ出てみませんか?
(画像:JR東日本水戸支社・東北本部)
鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)
記事提供元:旅とおでかけ 鉄道チャンネル
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