山田孝之、年齢・経験不問の俳優オーディション始動「もう進むしかないです」
イチオシスト
撮影:山田健史山田孝之にインタビューを行った
俳優の山田孝之がメインパートナー(審査兼任)として参加する俳優オーディション「THE OPEN CALL」が開催決定。同プロジェクトは、オリジナルの長編映画を製作するために主演をはじめ、主要キャストを募集するオーディションで、「15歳以上」であれば年齢、性別、国籍、所属事務所や演技経験の有無を問わず、誰でも挑戦できるオープンなものになっている。
また、2027年の劇場公開を目指す長編映画製作に向け、オーディションを開催するだけでなく、Leminoにてオーディション番組「THE OPEN CALL -MAIN PARTNER 山田孝之-」として、選考過程を配信することも決定している。2月2日にプロジェクトの発表会を終え、いよいよ動き出した本企画について、山田がインタビュー取材に応じ、企画の狙いや求める人物像などについて語った。
「いろんな意味で新しいことができるんじゃないか」
――「THE OPEN CALL」がいよいよスタートしましたが、面白い企画ですよね。
「オープンコール」というのは海外にはあるみたいです。ただ、応募してくるのは組合に登録されている俳優さんですよね。僕らは「15歳以上」という条件だけで、今の職業も問わないので、いろんな意味で新しいことができるんじゃないかと思っています。
俳優はいつ始めてもいいと思ってるし、いろんな人がいて、それは全て個性になるので、いろんな人に応募してもらいたいです。
――何歳からでも始められるのも俳優業の魅力だと。
はい。50代、60代から始めてもいいんですから、夢があるじゃないですか。実際に、そういう方もいらっしゃいますし、お芝居をやってみたいと思っている人ってたくさんいらっしゃると思うんです。そういう方にとってのチャンスになると思います。
――以前から構想はあったんですか?
長編映画を作るためにオーディションをやったことはあります。今回、一緒に企画・プロデュースをやっている阿部進之介が企画・原案・主演をやった「デイアンドナイト」という映画(2019年公開)で、藤井道人監督とも出会ったし、(制作会社の)「and pictures」の伊藤主税さんとも会って、そこからみんなで一緒にやり始めたのがきっかけになっています。
撮影:山田健史山田孝之
誰にでもチャンスがある「もしかしたら未経験の方のほうがいい味を出せるかも」
――俳優業、お芝居をすでにされている方にとっても大きなチャンスの一つになりそうな企画ですね。
本当にどの人にとってもチャンスだと思っています。逆に、もしかしたら未経験の方のほうがいい味を出せるかもしれないって思うんですよ。
要は、自分の中で「お芝居ってこうだよね」って、変に凝り固まっているとよくないので、「お芝居はこうでなければいけない」とか「オーディションにはこういうふうに臨まないといけない」とかの固定観念がないほうが自由にやってくれそうな気もするので、そういう意味でも、全く経験のない人にも来てほしいなって思うんです。
――どういう人が来るのか分からないという意味では、選ぶ側として楽しみだと思いますが、選ぶ基準がないとも言えるので、難しさもあるのではないかと思ったのですが。
どういう方が来られるのか分からない、予想できないということで言うと、難しい感じもするんですけど、純粋に、会ったことのない人と会えるのが好きですし、うれしいので、あまり「難しいな」とか「どうなるのかな」みたいな不安や、心配はしていないです。
撮影:山田健史山田孝之
オーディションの過程を公開「ある意味、教材にもなるべき」
――2月2日にプロジェクトの発表会を行いましたが、「いよいよ始まったな」という感覚が強くなりましたか?
そうですね。そこに至るまでにたくさんの準備をしてきたので、“始まり”というわけではないんですけど、発表して皆さんに知ってもらったということを考えると、次への出発点みたいな感じもあります。いろんな方にご協力いただいていますので、まずは感謝ですね。
――ここに至るまでの準備も大変だったと思います。
しっかり準備をしてきましたし、「まずはスタートが切れたな」という気持ちにもなっていますけど、逆に、発表したので引き返せないなって思いますし、もう進むしかないです。
長編映画ももちろん楽しみですけど、オーディションを含めた過程、作っていく作業がすごく楽しみなんです。それをちゃんと映像コンテンツとして残せるのは、ある意味、教材にもなるべきだと思っていますし、そういうコンテンツにしなきゃいけないとも感じています。
――Leminoで配信するというのも画期的ですし、作っていく過程は“俳優”“芝居”に興味を持っている人にとって知りたい部分だと思います。
はい。俳優としてもそうですし、映像の作り方ということに関しても、そういうものにしたいと思っていて、他のスタッフの方とも話し合いをしています。
撮影:山田健史山田孝之
――このオーディションは、与えられた役を演じるということではなく、最初からみんなで作っていくというプロジェクトになるので、俳優ということにとどまらない経験ができそうですね。
お芝居というものを一緒に作っていくので、ある意味、芯を食った部分に踏み込んでいくことになっていきます。何が良いのか悪いのか、それは僕一人の感覚や意見ではなく、人間として「じゃあ何が自然か不自然か」という探究にもなってくるので。
――ますます番組が楽しみになってきました。
僕が昔から言っているのは、「挑戦しないことが一番の失敗だ」ということなんです。やってダメだったら諦めたり、別のことをやったりできますし、本当にやってみないと分からないことばかりですから。
――最後に、エントリーされる方や配信番組を見る方に向けてメッセージをお願いします。
挑戦というと重い感じがするので、“試しに”参加する程度でいいと思っています。最終的にはそこまでの職人になっていただきたいですけど、最初は気軽に、見てくださる方も気楽に見ていただいて、「自分も何かやってみよう」と思ってもらえたらうれしいです。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】
撮影:山田健史山田孝之
記事提供元:Lemino ニュース
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
