実況者グループ「○○の主役は我々だ!」メンバー、権利交渉の難航を報告 新チャンネルを本格稼働
9月14日、「○○の主役は我々だ」(登録者数121万人)のメンバーが、連絡用チャンネルとしている「一旦ここで」(同16万人)を更新しました。
○○の主役は我々だ、権利問題により活動継続困難に
「○○の主役は我々だ(以下「我々だ」)」とは、YouTubeやニコニコ動画で活動する実況者グループ。マインクラフトの実況や大喜利などのコンテンツが人気を集めています。
8月末、XのアイコンやIDを突然変更し、ファンをざわつかせた我々だメンバー。9月1日に、これは「我々だ」の権利者と活動方針についての話し合いがまとまらなかった結果だとし、9月以降、自由に同グループに関する著作物を使用できなくなったと明かしました。メンバーは、今後も権利者と活動継続のための交渉を続けていくとし、著作権回避のため今後の状況はチャンネル「一旦ここで」で発信していくと報告していました。
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我々だ、続報公開
9月14日、我々だは「一旦ここで」に、「現状および直近の活動予定」と題した動画を公開しました。
前回と同様、真っ黒の画面に声のみで登場した鬱先生は、権利者との話し合いの状況について報告。権利者側から著作物の権利譲渡は一切ないと告げられ、出演条件やガイドラインを提示されたことを明かしました。
鬱先生によると、ガイドラインの内容はメンバーが考える活動の方向性とずれており、受け入れがたいものだったとのこと。現在も話し合いは難航中で、交渉には時間を要するそうです。鬱先生は、当面の間「我々だ」のグループ活動にこれまでのメンバーが参画することは難しいとファンに告げ、謝罪しました。ちなみに現在「○○の主役は我々だ」のチャンネルで更新・公開されている動画は、8月31日以前に収録したものとのことです。
同時に鬱先生は、状況によってはガイドラインに対して前向きな判断をする可能性もあるとコメント。ただしメンバー全員の判断が一致するとは限らないため、そのときにはそれぞれの考えを尊重したいとしました。
こうした状況から、9月27日・29日に予定している「クー」(同15万人)主催の「マイクラ肝試し」は、我々だメンバーとしてではなく、個々人の名前で出演するそう。配信は各個人のチャンネル、あるいは「まじめにヤバシティ」(同18万人)で行うとのことです。これは、今回の権利問題を受けて我々だメンバーが新たに開設したチャンネルで、鬱先生は交渉の難航を受け、このチャンネルを本格的に動かすと宣言。メンバーや活動予定など未確定部分もあるそうですが、今後は不定期で更新し、活動の場をゆるやかに作りたいとしています。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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