「ハムネット」作曲家マックス・リヒターとクロエ・ジャオ監督が音楽を語る映像公開
イチオシスト
英女性小説賞と全米批評家協会賞を受賞したマギー・オファーレルの小説をもとに、「ノマドランド」のクロエ・ジャオ監督が、シェイクスピアの戯曲『ハムレット』誕生に秘められた悲劇と愛の物語を紡いだ「ハムネット」が、4月10日(金)より全国公開される。同作の音楽を作曲家マックス・リヒターとジャオ監督が語る映像が到着した。
まずはリヒターが「中心にあるのはルネサンス期のDNAだ。楽器編成においても、和声言語の展開においてもね。エリザベス朝音楽の声部進行や対位法を取り入れた。大地の魔法や民間伝承、魔女を想起させる音色だ」と説明する。
続けてジャオ監督が、“宇宙は振動でできている”というリヒターの考えに触れつつ「この映画の音楽と振動を同期できれば、観客は自分が宇宙の一部だと気づくはず。語り手として一瞬でもそれが実現できたら最高」とコメントする。
第98回アカデミー賞では、作曲賞を含む8部門にノミネートされている。音楽ともども物語に没入したい。

Story
16世紀イングランドの村に暮らすアグネス・シェイクスピア。薬草の知識および不思議な力を持つ彼女は、劇作家である夫のウィリアム・シェイクスピアがロンドンで活動しているため、一人で子どもたちを守っていた。そんな中、息子のハムネットを失うことに──。
「ハムネット」
監督:クロエ・ジャオ
脚本:クロエ・ジャオ、マギー・オファーレル
製作:スティーヴン・スピルバーグ、サム・メンデス
出演:ジェシー・バックリー、ポール・メスカル、エミリー・ワトソン、ジョー・アルウィン
2025年/イギリス/1.78:1/126分/カラー/英語/5.1ch/G
原題:HAMNET 日本語字幕翻訳:風間綾平 日本語字幕監修:河合祥一郎
配給:パルコ ユニバーサル映画
©2025 FOCUS FEATURES LLC.
公式サイト:hamnet-movie.jp
記事提供元:キネマ旬報WEB
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