古参ゲーム実況者「ホラフキン」が引退宣言 実写チャンネルの失敗が原因
9月13日、古参ゲーム実況者の「ホラフキン」(登録者数93万人)がXで引退を宣言しました。
古参ゲーム実況者、突然の引退宣言
ホラフキンは2011年にニコニコ動画で活動を開始。2014年からはYouTubeで活動しており、10年以上にわたってホラーゲームや人狼ゲームを中心に幅広いジャンルのゲームを実況してきました。
9月13日、ホラフキンは突然Xを更新し、「消えます。今までありがとうございました」とポストしました。
翌14日もXを更新し、引退に至った経緯を詳しく説明しています。YouTubeの動画で説明しないのは「引退詐欺で再生数稼いでる」と言われるのが嫌だからだそうです。
引退の主な原因は実写チャンネル「あくまでミノル」(同3630人)の動画の編集委託先にあるといいます。
準備に1年をかけたというこのチャンネルで、ホラフキンは5月5日、「【スター誕生】職業人狼で偽の女優を暴く!」という動画を公開。女優の卵を名乗る6人にさまざまな質問をし、偽物の2人を見つけ出すという企画でした。
しかし、「メインカメラのデータが利用できなくなった」という動画制作上のミスや、推理の過程を飛ばす唐突な展開などから、視聴者から「あんだけ期待させてこれはさすがに…」「何をやっているのか意味がわからない」といった不満が噴出。ホラフキンは投稿日の夜に実施した配信で、自身が土下座する写真を映して視聴者に謝罪することになったのです。
動画編集を外注していたホラフキンは、予告動画の出来が良かったため、信用して本編の動画は確認せずにそのまま公開してしまったのだとか。
納期を守れない外注先にブチギレ
その後、「必ず皆に納得&安心させられるクオリティの動画を次は出そう」という話を「コンサル(みたいな人と)」打ち合わせたホラフキンですが、「6月の出張で何かあるかと思ったら何も用意してなくて再度ブチギレ」たといいます。
ホラフキンは急いで自ら企画を考え、動画約4本分の収録を終えた後、再び編集を外注しました。本来ならば7月には公開できる予定だったといいますが、7月に入って、外注先が急に「編集の流れをどうしたいか」と尋ねてバラバラの動画ファイルを送ってきたため、ホラフキンが自分で編集をし「そのまま公開しても良いクオリティ」でデータを送り返したのだとか。
9月19日の『デッドライジング リマスター』というゲームの発売を心待ちにしていたホラフキンは、発売日の前後に必ず実写動画を出したいと依頼していたそうですが、外注先は「編集が病気になった 動画が出来るのは10月以降になる」とさらに動画の完成を引き伸ばします。
ホラフキンが、自分の知人の「プロの編集者」に動画を見せたところ、「どういう風にしたいかを言わずとも理解してくれて すぐそれを作れるようなことを言ってくれた」といい、「これもう駄目だな」と思ったホラフキンは引退を決意したのだそうです。
ホラフキンの引退の経緯を知ったXユーザーからは、
納期を守れないとこに委託したらとんでも無い事になったんだなぁ。引退と言わず一旦活動休止でもいいのでは?
リスナーはみんな待っててくれますよ
その知り合いのプロに委託する事はできないんでしょうか?
ニコニコしん様の頃からファンでした。お疲れ様でした。ありがとうございました。
といった反応が寄せられています。
引退する理由をYoutubeでやるとまた引退詐欺で再生数稼いでるとか言われるのでXで言います。
※そもそも引退詐欺なんてした事ない。
3月は新しい仕事うまくいかなければ引退する覚悟でやるって意味で言ってただけで文脈読めない人が即引退すると勘違いしただけ…— ホラフキン (@horahuking) September 14, 2024
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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