西郷真央が2連勝へ 61年ぶりユタ大会に日本勢13人出場
<ブラックデザート選手権 事前情報◇29日◇ブラックデザート・リゾートGC(ユタ州)◇6629ヤード・パー72>
西郷真央によるメジャー初優勝の熱冷めやらぬ中、今週の5月1日(木)からは新規大会「ブラックデザート選手権」が行われる。ツアー61年ぶりにユタ州で開幕するこの戦いに、日本勢は“フルフィールド”の13人が出場する。
会場は米国男子ツアー「ブラックデザート選手権」の舞台にもなっているブラックデザート・リゾートGC。雄大な山々を360度望む美しいコースだ。昨年の男子大会では、優勝スコアがトータル23アンダー。女子ツアーでも伸ばし合いの展開が予想される。
世界ランキングトップ10のうち、7人が不在。なかでもネリー・コルダ(米国)、ジーノ・ティティクル(タイ)、リディア・コ(ニュージーランド)のトップ3が出場しないだけに、西郷のみならず、日本勢の優勝争いに大きな期待がかかる。
また今大会終了後には、第1回リシャッフルが行われる。CMEグローブ・ポイントランキング80位以内に入れば、第2回までの出場資格を確保できるが、日本勢の対象選手は全員が“安全圏”に位置している。
ルーキーの山下美夢有(19位)、岩井明愛(29位)、馬場咲希(54位)、岩井千怜(59位)、そして最終予選会を突破した米2年目の吉田優利(60位)と、いずれも開幕から奮闘している。“デッドライン”を気にすることなく、優勝を目指してプレーに集中できそうだ。
西郷のほか、竹田は3月の「ブルーベイLPGA」で優勝。岩井明は2度の単独2位、山下も3度のトップ10入りと、開幕から優勝争いを演じてきた。シーズン前半戦の節目となる今大会。ユタの砂漠に“なでしこ旋風”が吹き荒れるか。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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