長年の友情が壊れ、家族生活まで狂い始めた……友人に50万を貸した世帯年収520万・32歳男性が味わった深い後悔
イチオシスト
回答者のプロフィール

ママテナ編集部マネーチームは2026年2月、インターネット上で「お金にまつわるトラブル」について、エピソードを募集するアンケートを実施しました。今回、エピソードを紹介する32歳男性はアンケートの回答者。回答者の男性のプロフィールは以下の通りです。
回答者本人:32歳男性
居住地:山口県
同居家族:妻(30歳)、長男(8歳)、長女(5歳)
回答者の職業:地方企業の営業職(正社員)
配偶者の職業:パート・アルバイト
現在の世帯年収:約520万円
回答者個人の年収:約420万円
住居形態:賃貸マンション
金融資産:普通預金と定期預金を合わせて約350万円。その他学資保険、NISAへのつみたて投資
友人から「事業資金が足りない」と相談され、50万円を貸すことに
山口県の賃貸マンションで妻(30歳)、長男(8歳)、長女(5歳)と4人で暮らす営業職の男性(30歳)。妻もパート・アルバイトとして働いており、夫婦の収入を合わせた世帯年収は520万円ほどです。
今は約350万円の貯金に加え、学資保険やNISAも活用して資産を形成している男性ですが、過去には家計に余裕がなくなり、子どもの習い事を辞めさせざるを得ない事態に陥ったと言います。

そのきっかけは、学生時代の友人から「事業を始めるための資金が足りない」と相談されたことでした。
「半年で返す」。友人のその言葉を信じて、50万円を貸すことにした男性。ところが、後にこの判断を深く後悔することになってしまいます。
なかなか返済されず、友人関係は悪化。ついには家庭にまで影響が及ぶことに
友人を信じて50万円を貸した男性。ただ、返済期限を過ぎても友人がお金を返してくれることはありませんでした。
男性が催促しても、友人は「もう少し待ってほしい」と言い続けるばかり。連絡がなかなか取れない時期もあり、男性の中には不安と不信感が募っていったと言います。
信頼していた友人に裏切られ、精神的にも追い込まれていった男性。予定通りの返済がなかったことで、問題は家庭にも飛び火してしまいました。

家計にも余裕がなくなり「子どもの習い事を一時的に辞めざるを得ませんでした」と、男性は振り返ります。「加えて、妻にも心配をかけてしまい、家庭内の雰囲気が一時的に重くなりました。将来のために計画していた貯蓄目標も見直す必要があり、生活設計そのものに影響が出ました」と明かしました。
葛藤の末、法的手段を検討することに。その結果は?
友人との借金問題で家族に迷惑をかけてしまい、罪悪感を覚えていたという男性。ただ、それと同時に「何度も催促する自分が小さく思えてしまい、友情とお金のどちらを優先すべきだったのかと何度も自問自答していました」と正直な気持ちを吐露します。

そんな葛藤の末、男性が決断したのは法的な手段に出ること。「まずは内容証明郵便を送り、返済計画を書面で提示するよう求めました。また、無料の法律相談を利用し、少額訴訟の手続きについても確認しました」と言います。
「法的手段を検討している」。男性がそう伝えたことで、友人から連絡があり、少額ずつでの返済がスタートしました。
支払いについては書面で取り決めを行うことに。結局、全額の回収には至らなかったものの7割ほどは返金された、とのこと。男性は「一定の区切りをつけることができました」と振り返りました。
後悔ばかりのトラブルを経て、男性が学んだこととは?

友人との間に起こったトラブルで、深い後悔を味わった男性。今はたとえ信頼する友人が相手でも、金銭の貸し借りは原則として行わないこと、どうしても貸す場合は「返ってこなくてもいい金額」にとどめるとともに、契約書を作成することを心に決めているそうです。
加えて「家族と十分に相談したうえで判断することを最優先にする」ことも。
トラブルを通じ「お金の問題は人間関係を簡単に壊してしまう」ことを身をもって学んだという男性。それと同時に「家族を守る責任の重さをあらためて実感しました」と言います。
男性は今、「資産管理やリスク管理について以前より真剣に考えるように」なったのだとか。契約や証拠を残す重要性を学んだだけでなく、「人付き合いにおいても一線を引く冷静さを持てるようになった」と明かしました。
(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年2月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。
記事提供元:ママの知りたいが集まるアンテナ「ママテナ」
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
