活動歴20年のギター系YouTuber、チャンネルを乗っ取られる 企業案件装ったメールで被害

イチオシスト
2月19日、ギター系YouTuber「なつばやし」(登録者数23万人)がチャンネルの乗っ取り被害を報告しました。
登録者数23万人のチャンネルが乗っ取られる
なつばやしは、ギター初学者に向け、ギターの購入から演奏までを教えているYouTuberです。20年近く活動を続けており、「ギター教育YouTuberの祖」とも呼ばれています。
そんななつばやしが19日にXを更新し、
なつばやしのYouTubeチャンネル(23万人登録)が乗っ取られました
と報告。新たに立ち上げたYouTubeチャンネルで、事の経緯を説明しました。
なつばやしによると、乗っ取られた直後、ネットで調べた方法でアカウントを取り戻そうと試みたものの、「何をやっても何もできない」状況で、「完全に乗っ取られた」と説明しました。
事の発端は“企業案件”の依頼で、音響機器メーカーを名乗る相手から「マイクをレビューしてほしい」という英文のメールが届いたことだったそうです。迷惑メールに振り分けられていたものの、過去にも正規の案件が誤って迷惑メール扱いされたことがあったため、疑わずにやり取りを続けたといいます。
なつばやしは相手の指示に従い、指定されたサイトにアクセス。Googleアカウントでログインする形式だったため、メールアドレスとパスワードを入力したとのこと。しかし何度やってもログインはうまくいかず、その都度Googleから二段階認証の通知が届いていたといいます。
当時は「セキュリティが厳しいからアクセスできないのだろう」と考え、内容をきちんと確認せず承認を繰り返してしまったとのこと。メールの中には、オランダからのログインを示すものもあったそうですが、なつばやしは気づかずに承認してしまったのだとか。
「後からそれに気がついた」ものの、すでに手遅れで、Googleアカウント自体が乗っ取られ、YouTubeチャンネルにもアクセス不能になったといいます。
新チャンネルで活動再開
なつばやしは、自分が「半分手助けしたようなもの」と悔やみつつも、
ただ、全くそういうもの(今回のような乗っ取りの手口)があるとかっていう感覚じゃなかったし、リアルタイムでそれを(アカウント)を操作されてるなんて思ってもみなかったから、配慮というかね、その頭が足りなかったという感じです
と反省しました。
警察への相談も検討したものの、仮に捜査が行われたとしてもチャンネルが戻る可能性は低いと判断し、諦めたのだとか。
まずは新しいチャンネルを立ち上げ、「ゼロから再出発する」決意を表明しました。また、「命を取られたわけではない」「機材も知識も残っている」と語り、手元にあるマスターデータを活用しながら、改めて動画制作を続けていく意向を示しています。
動画終盤では感情がこみ上げ、言葉に詰まる場面もありましたが、それでも「ゼロから育てていく」と前を向き、視聴者にチャンネル登録を呼びかけて締めくくっています。
動画のコメント欄には、「昔から大変お世話になっております。 応援してます!頑張ってください」「これからももちろん応援します!頑張って下さい」「チャンネル登録しました!応援しています!!」といった応援のコメントが寄せられています。
なつばやしの元のチャンネルは、19日までにBAN(停止)され、現在はアクセスできない状態となっています。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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