コンビニおにぎりの冷たいご飯が実は腸活にいい⁉ 免疫アップに効果大のゴルフ朝食とは?
イチオシスト
まだまだ油断できないカゼやインフルエンザ。ウイルスや病原菌にやられてしまうのは、免疫力の低下が大きな要因となる。そんな免疫コントロールを担っている重要な器官が腸で、食事の摂り方や食べるものに気を配ることで、腸内環境が良くなると、順天堂大学医学部の小林弘幸教授は話す。
ゴルフは腸活にも最適で、ラウンド時はよく歩き、体をひねってボールを打ちますが、「歩く」と「ひねる」は、腸によい刺激を与えます。ゴルフ自体が腸活になるうえ、体力・免疫力の向上にも繋がりますから、ゴルファーの皆さんには大いにコースへ出てほしいと思っています。
そんなゴルファーの皆さんに昼食でのアドバイスですが、食後は食物を消化するため副交感神経が優位になります。満腹だと腸により多くの血液が必要になり後半のハーフで集中力を欠いてしまいます。それを防ぐのに私は、昼食は腹六~七分目と決めています。サンドイッチとコーヒー程度で十分。「それだけでもちますか?」と心配されることもありますが、途中でバナナなどを食べて補えるので問題ありません。
またガムを噛むことで自律神経が整い、後半の大崩れも少なくなりました。唾液に含まれるIgAという物質は免疫を作り、口から侵入するウイルスや細菌を防いでくれます。免疫力アップにも有効ですから、カゼ予防のためにも、この冬は試してみてはいかがでしょうか。ゴルフで腸活をして、ウイルスに強い体を作りましょう。
■コンビニ朝食でOK! 食物繊維を手軽に摂ろう
冷たいご飯はレジスタントスターチという食物繊維が増加するのでコンビニのおにぎり、その他、ファイバー系のスナックバー、運転中でも摂れる飲むヨーグルトがおすすめ。ゴルフ場で食べるとしたら和定食。きのこ、根菜、海藻、納豆など食物繊維や発酵食品を豊富に摂れるからだ。
また、朝食にもおやつにも最強なのがバナナ。食物繊維が豊富で、便秘の予防や解消に効果的。リラックス効果もあり自律神経が整うため、スタート前の朝食にもプレー中の補食にも最適といえる。毎日1本か朝晩1本ずつで2本食べると、早ければ1週間ほどで腸内環境が良くなってくる。購入する際は、茎が緑色のものを選ぼう。熟す前の緑色のバナナには多くの食物繊維が含まれているからだ。
■暖かい飲み物で体の内側から腸を温める
冷たいドリンクでプレー中にお腹を下しやすい人もいる。そうならないよう、特にスタート前は温かいミルクティなどで腸を温めよう。昼食時は少々冷えた飲み物でもいいが、氷は入れずに。オススメは炭酸水で、発泡が血行を促進し、体の内側から腸を刺激して動かすため便秘解消や食欲増進効果がある。嫌いでなければ、牛乳も腸内環境には良い。
体外からのアプローチとして、ホールアウト後はシャワーで済ませず、少しでも湯船に浸かろう。深部体温が上がって血流が良くなるからだ。血行が良くなると、体の隅々まで血液が行き渡る。それによって疲れがとれるので翌朝もスッキリ起きられる。また質の良い血液によって免疫細胞が活性化するため免疫力も向上する。
【解説】
小林弘幸(順天堂大学医学部教授)
日本スポーツ協会公認スポーツドクター。自律神経研究の第一人者であり、さまざまな競技のトップアスリートのコンディショニング、パフォーマンスの向上指導にも関わっている。「ゴルフが上達する 自律神経72の整え方」(法研)など著書多数。
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