18m/s超の強風に極寒警報「ずっと手が冷たい」 米女子ツアー開幕戦は大荒れで変則スケジュールに
イチオシスト
<ヒルトングランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ 3日目◇31日◇レイクノナG&CC(フロリダ州)◇6624ヤード・パー72>
2026年の米国女子ツアー開幕戦は大荒れとなった。大会3日目はフロリダとは思えないほどの冷え込みで、強風にも襲われた。風でプレー続行が不可能と判断されて一時中断となったのち、日没までに天候回復が見込めないことから順延に。結局、夜10時を過ぎても風は強く吹き続いており、スマホアプリには体感温度マイナス10度と表示されている。
オーランド在住でレイクノナG&CCがホームコースの畑岡奈紗も「こんなことは初めて」と驚く。本来は冬でも暖かいフロリダ州だが、東海岸で発達した低気圧の影響により寒波に見舞われた。午前中は穏やかな気候だったが、正午を回るといきなり風が吹き始め、最大瞬間風速は18m/s超。体感温度は次第に下がっていった。米国立気象局は風注意勧告、極寒警報を出している。
ハワイ合宿から直接現地入りした竹田麗央は「服が足りない…」と苦笑い。昨年大会にも出場しているが、この状況は想定外だった。「きょうはずっと手が冷たかった。カイロが欲しいなと思いながら回ってました」と話す。
プレー続行が不可能と判断されたのは、17番パー3。グリーン奥が湖に面していて、アゲンストの風をもろに受けるレイアウトだ。ピンは砲台グリーンの手前に切られており、カップ横から打ったパッティングは風で押されてエッジまで落ちていってしまう。昨年覇者のキム・アリム(韓国)は、強風によってボールが静止しないことから、何度も仕切り直し、かなりの時間を費やしてホールアウトしていた。
あす日曜日もかなり冷え込む予報。朝は氷点下となる見込みで、プレー再開は午前10時が予定されている。ただ、『このスタート時間がさらに遅れるのでは』という声もちらほらと聞こえてくる。
そのため、最終日は変則スケジュールが組まれた。午前10時の第3ラウンド再開と同時に、すでに第3ラウンドを終了している選手が成績順に3サム2ティでスタート。第3ラウンドでインコースを終えていない6人(畑岡を含む)は、第3ラウンド終了後、成績によって組み直し、1番スタートの最終2組に入る。
アウトコースを終えていない2人(笹生優花ら)は、第3ラウンド終了後、10番から最終組でスタートする。セレブリティはカットが行われて7組となり、イン9ホールのみをプレーする。
まさかの状況となったシーズン開幕戦。無事に終えることを願いたい。(文・笠井あかり)
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