血行促進、疲労回復、ストレッチの時間短縮にも! マッサージガンをゴルフバッグに忍ばせたいワケ
イチオシスト
家電量販店などで、見かけるようになったマッサージガン。銃のような形状をしたハンディタイプの電動マッサージ器具で、ヘッド部分のアタッチメントが高速振動し、筋肉や筋膜を刺激。コリや痛みの元にアプローチして、血行促進や疲労回復などの効果が得られるとされている。好きなときに手軽に使えるため、ゴルフ前後のケアにも重宝する。
■ウォーミングアップやプレー後のケアに大活用
アマチュアゴルファーをはじめ、プロの指導も行う中川慶人トレーナーによると、マッサージガンには主に2つの使い道があるという。1つは筋膜リリース。筋膜はケガや日常的に長時間同じ姿勢を続けるなどの生活習慣によって血流が悪くなると、本来の弾性が失われて固くなり癒着してしまう。すると、その下にある筋肉がスムーズに動きにくくなり、パフォーマンスの低下を招くばかりかコリや痛み、ケガの原因につながる。そんな状態の筋膜をほぐして元の機能を取り戻すのが、筋膜リリースだ。
「筋膜はちゃんとケアしていないと固くなりやすいので、特にラウンド前はマッサージガンを利用して血行を促進し、筋膜をリリースすることが大切です」(中川さん、以下同)。
ウォーミングアップの始めに行うと筋肉がほぐれて柔軟性が高まり、可動域も広がるのでより効果的。もう1つが、ラウンド後のリカバリーやリラクゼーション。
「疲労回復や気になる部分のアフターケアに役立ちます。マッサージ効果によって副交感神経が優位になるので、ラウンドや練習に行った日の寝る前などに使うといいでしょう」
マッサージガンの種類はさまざまで、価格は小型の1万円程度のものから、大型で高出力の5~6万円ほどのものなど幅広い。中川さんのおすすめはアスリート向けの大型のモデルだ。
「パワフルな振動で筋肉の深部まで効率よく圧が加えられます。“高い買い物をした”という意識も、三日坊主を防ぎますよ(笑)」
◇包んでいるのは実は筋肉だけじゃない! 筋膜とは?
筋膜は筋肉だけでなく骨、腱、臓器、血管、神経など体のあらゆる組織を包み、適正に位置するよう支えている、別名「第二の骨格」。浅筋膜は全身を包むように皮下に広がって存在する腹筋だ。本来は筋組織が互いに滑り合うように動くが、筋膜の滑りが悪くなるとよじれや癒着が起こり、筋組織の滑らかさが失われてしまう。
【解説】
中川慶人
なかがわ・けいと/1990年生まれ。学生時代はバスケットボールに励んでいたが、ケガにより選手の道を断念。23歳でトレーナーを目指し、2022年3月にパーソナルトレーニングジム『HY GYM』(東京都渋谷区)をオープン。アマチュアゴルファーはもちろん、プロ野球、格闘技、ゴルフのプロ選手も数多く指導。
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