6度目の挑戦で合格した23歳のアイアンは2018年モデル ドライバーは”安心して振り抜ける”シャフトを重宝【ルーキーのクラブチェック】
イチオシスト
2025年のプロテストに合格したルーキーはどんなクラブを使っているのか。新人プロの初戦である25年の「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」で使用クラブを取材。今回は上田桃子らを指導する辻村明志コーチの門下生、千田萌花(もえか)に聞いた。
上田桃子に憧れを抱き、高校時代に押し掛けるように辻村コーチの門を叩いた。昨年からは『マイナビネクストヒロインゴルフツアー』などでも腕を磨き、6度目の挑戦で合格をつかんだ。
キャディバッグの中身を見ると、ひと際目立つのが「どうしても手放せない」というアイアンだ。ブリヂストンの2018年モデル『ツアーB X-CB』。軟鉄らしい心地いい打感にこだわり、打点部分を厚めに設計しつつも、トゥ・ヒールにもボリュームを持たせ、ミスにも強い軟鉄鍛造アイアンである。
「シャープでストレートな顔が好きで、ソールの抜け感、番手なりの高さとスピン量を出せるのが使い続ける理由です」。基本はドロー打ちだがフェードも打ちこなす。「このアイアン、インパクトゾーンでブレないんです」と操作性の良さも手放せない理由である。ほかのモデルもテストはするが、結局これに戻ってしまう。
こだわりアイアンのシャフトは、女子では珍しいトゥルーテンパー『ダイナミックゴールド 95 S200』。こちらもプロテスト受験前から6年ほど愛用している。「高さを出したいので重めのモノを使っています。重めのカーボンよりもシャフトのしなりを感じるのです」。身長150センチに合わせて1インチほど短くしているが、その重量調整のためにアイアンのヘッドに鉛を貼っている。
ドライバーとフェアウェイウッドは、キャロウェイの2代前の『Aiスモーク♦♦♦』を使用。「スピン量と球の高さを抑えられるので、飛んでくれます」と飛距離性能を重視。また、ドライバーのシャフトはグラファイトデザインの『ツアーAD CQ』はこだわりがある。
「つかまりすぎるミスがないのでしっかり振り抜けます。ドローヒッターなので左のミスがどうしても嫌なんです。シャフトが走ると思うと緩んでしまいます。CQは安心して振り抜けます」と重宝している。
パターはソールに鉛がベッタリ貼ってあるが、上田桃子が使用していたモノと同モデル。オデッセイ『トライビームDW』。身長に合わせて31.5インチと短くしている分、鉛で重量を出している。「構えたときの安心感がありますし、自分のアライメントに合っているパターです。三角形のネックは面を意識できるのでストロークも安定します」とこちらもお気に入りの1本だ。
また、グリップは3年ほど前からバックラインありを使用している。「辻村コーチから常に同じところで握りやすくなると勧めてもらい試したところ、しっくり来ました。全部のクラブに入れています」。いいスイングは手元から、ということのようだ。
使用クラブのスペック(2025年 JLPGA新人戦)
1W:キャロウェイ Aiスモーク♦♦♦(10.5度/ Tour AD CQ-5 S)
3、5W:キャロウェイ Aiスモーク♦♦♦(15度、18度/ Tour AD PT-6S R)
3、4U:ブリヂストン B2 HT(19度、22度/ Tour AD U-65 S)
6I~PW:ブリヂストン ツアーB X-CB(Dynamic Gold 95 S200)
48、52、58度:ブリヂストン BITING SPIN(Dynamic Gold 95 S200)
PT:オデッセイ トライビームDW ストロークラボ
BALL:ブリヂストン ツアー B X
グリップ:パルマックス(※バックラインあり)
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
