大手美容整形外科が新人看護師に“一斉クビ宣告” 高須医師が文春報道に私見「クビになって良かった」
6日、高須クリニックの「高須幹弥」(登録者数64万人)が、大手美容整形外科の文春記事について語りました。
TCBによる大量クビ宣告
美容外科業界最速で全国100院を達成した東京中央美容外科(TCB)。「文春オンライン」によれば、今年春に入職して配属先も決定し、半年間の研修ののち10月には正社員になれる予定だった看護師などがいきなりクビ宣告されたというのです。8月頃、看護師らは新しい研修先として、県をまたいだクリニックへ出勤。しかも研修の改善点として毎日7枚のレポートを作成させられたそうです。
さらにはTCBの価値観を問う「行動規範テスト」や医療知識などが問われる「総合テスト」を受けさせられましたが、結果的にはテストの点が悪いという理由で、有期雇用契約の満了を告げられたというのです。関係者によると、TCBは今年から赤字を理由にクリニックのスタッフを3600人から2900人まで減らす方針で、まずは有期雇用から切ろうということになったようです。
「クビになって良かった」
記事を読んだ高須医師は、「とっくに知っていた」と、TCBの窮状や人員削減、雇い止めといった事実はすでに把握していたらしく、その上で看護師らは「(TCBを)クビになって良かったんじゃないか」と私見。
あまり大きな声では言えないけど、安い料金で広告を打って、整形初心者、情報弱者の患者さんから「その日のうちにローンを組んでやりましょう」ってやって大きな金額を取って…同業者からするとそういうのは辞めて欲しい。
と訴えます。さらに高須医師は「僕は今まで一度も、ここのクリニックの名前を出して批判したことはない」としながら、「今回記事になったから、記事に準じて僕の意見を話している」と言及。それまで院名を伏せていたものの、今回の文春報道によって「TCB」と公然と言えるようになったと語りました。
その上でTCBに向けて「そういう商売、仕事をして、あなたたちは良心、痛まないんですか?」と訴えます。また高須医師は、TCBとは明言しませんでしたが、美容整形治療が未経験の医師でも年収3000万円をうたって募集していたり、安い料金で整形初心者を釣って来院させ、来た後に値段を釣り上げていたクリニックもあったようです。その上で「まだ続けてるんだったら本当にやめてほしい」と説得します。そして「美容医療業界が腐敗してきて、真面目にやってる先生たちが経営できないんですよ」と主張し、「なので…(TCBを)クビになって良かったんじゃないですかね?」と繰り返していました。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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