【車どこに止めたっけ】Googleマップに「愛車の駐車位置」自動保存機能が追加へ
イチオシスト
大型ショッピングモールやテーマパーク、あるいは帰省先で久しぶりに利用する駐車場など、広大なスペースで自分の車が見つからずに焦った経験は、誰しも一度はあるのではないでしょうか?

たとえば立体駐車場は景色がどこも同じで特に覚えにくく、一度停めた階を忘れて彷徨った経験があり、筆者はエレベーターで降りる際に階数の写真を撮影するようにしています。しかし、毎回写真を撮影するのも、帰宅後に不要になった写真を削除する手間も、非常に煩わしいものです。
しかし、Googleマップに新たに追加された「駐車した場所を自動保存する機能」を使えば、この煩わしさを解消できます。
詳しくみていきましょう。
Googleマップに「愛車の駐車位置」自動保存機能が追加へ
Googleは2025年11月、GoogleマップのiOS版において、ユーザーが車を停めた場所を自動的に検知・保存する機能です。
これまでの駐車位置保存は、車を降りた後にマップ上の現在地をタップして手動で設定する必要がありました。しかし、今回のアップデートにより、ユーザーが特別な操作をしなくてもマップ上に駐車位置のピンが立つようになります。
ただし、2025年12月時点では、iOS版Googleマップを利用するiPhoneユーザー向けの機能で、主にCarPlay、USBやBluetoothなどで車と接続できる環境で動作します。つまり現時点ではAndroid版には対応していません。

GoogleマップのシニアプロダクトマネージャーであるRio Akasaka氏のLinkedInによると、Googleマップを起動した状態で車に乗り込み、USB、Bluetooth、CarPlay のいずれかで車と接続すると、運転を終えて次にGoogleマップを開いたときに、小さなピンが表示されるとのこと。
ただし、事前にGoogleマップの位置情報や接続設定を済ませておけば、走行中に特別な操作をしなくても、駐車後にマップ上へ自動的にピンが立つようになります。
Googleマップを開くだけで駐車位置が確認でき、迷わず車に戻ることができます。なお、この機能がAndroidに対応するかどうかは未定となっています。
【手動】Googleマップで愛車の駐車位置を保存・確認するには
Androidユーザーや車との接続環境が整っていない場合、また、確実に記録しておきたい場合は従来通りの「手動保存」を利用するのが安心です。

【1】①現在地を示す青い丸をタップします。②下部メニューに表示された「駐車位置を保存」をタップします。【2】駐車位置が保存されました。メモを取りたいなどの場合はメニューを上に引き上げます。【3】③メモを書き込むことができます。
なお、この機能は立体駐車場などでは何階に停めたか分からなくなるため、メモ欄に階数をメモしておくのもおすすめです。
※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)
記事提供元:スマホライフPLUS
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