諏訪湖のワカサギ釣りで525尾キャッチ!【長野】底狙いが効いたドーム船釣行

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諏訪湖でワカサギ釣り 同湖は水深が浅く、平均深度は5m、最大深度でも7mほどしかない。この水深の浅さが、夏場には水質悪化や酸素不足を引き起こす要因となっている。一方で、ワカサギ釣りでは手返しよく釣れる …
イチオシスト
11月23日(日・祝)、長野県中央部に位置する諏訪湖でワカサギ釣りを楽しんだ。水深が浅く手返しのよさが魅力の同湖では、朝から底層を中心に好反応が続き、ドーム船からの釣りで数・型ともに安定した釣果を得ることができた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)


諏訪湖でワカサギ釣り
同湖は水深が浅く、平均深度は5m、最大深度でも7mほどしかない。この水深の浅さが、夏場には水質悪化や酸素不足を引き起こす要因となっている。一方で、ワカサギ釣りでは手返しよく釣れる一因であり、好釣果が出る湖として知られている。
諏訪湖ポイント周辺略図(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)
釣行開始
当日は6時過ぎに到着。受け付けを済ませて釣り支度を終え、7時に出船する。ボートで釣りたかったがすでに貸し出し中止となっており、ドーム船での釣りとなった。
当日のタックルは、電動リールに28cmの胴調子の自作グラス穂先。仕掛けは、金袖1.5号7本バリ仕掛け(枝ス1・5cm 間隔7cm)と白袖2号5本バリ仕掛け(枝ス2・5cm間隔10cm)にオモリ5g。エサは紅白のサシのハーフカットを使用した。
タックル図(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)
底でワカサギ連発
適当に釣り座を選んで魚探の振動子を下ろすと、底層にまずまずの反応。仕掛けをセットし、エサを付けて仕掛けを下ろす。着底と同時に小気味いい反応が穂先に伝わってくる。アワセを入れて、ひと呼吸おいて仕掛けを上げると、6~8cmが3尾釣れてきた。もう一方の仕掛けにもアタリがあり4点掛け。活性はいいようだ。
朝方はコンスタントに釣れてくる。サイズは7~8cm中心に、時々4~5cm、たまに10cm級が交じる釣況。2時間ほどは時速100~120尾といいペースだ。
諏訪湖の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)
1匹ずつ拾い釣り
10時ごろまでは順調に釣れたものの、その後は徐々に群れが回ってこなくなりペースダウン。一番下のハリに1尾だけの状況が続いたので、ハリを食い込みのいい秋田狐1.5号に替えて、1尾1尾を掛けていく。穂先も軟らかめのものに替え、オモリも3gと軽くした。
ワカサギ釣りは、釣れない時間帯をどう乗り切るかが釣果を左右する。魚探に反応はないものの、ポツポツとアタリがあり釣れてくる。群れから外れた個体が食っているようだ。それでも時折群れが回ってきて、入れ食いになる。
お昼休憩
11時過ぎにアタリが止まったのを機に早めの昼食を取る。釣りは、魚に自分を合わせるのが一番の得策だ。魚がいなくては釣れない。
おにぎり2個を頬張り、コーヒータイムで10分ほど休憩して、周囲で釣れ出したのを見て釣りを再開。群れが回ってきたようで、仕掛けを下ろすとすぐに釣れてきた。ドーム船のように釣り人が密集している場所では、エサの鮮度が釣果を大きく左右する。
鮮度が落ちないように小まめにチェックしながら釣り続ける。すると、群れが去っても1尾ずつだが、釣果は止まらない。いかに小さなアタリを捉えてワカサギを掛けていくかも重要だが、違和感なく食ってくればその必要はない。
最終釣果
12時を過ぎて、再びペースが上がってきた。こんな時はトラブルは避けたい。食い上げ防止のためオモリを5gに戻して釣っていく。一時的に釣れない時間帯もあったが、当日は群れが回ってきたタイミングでトラブルがなかったためか、いつも以上に釣果が伸びた。
14時20分に納竿し、釣果は4~12.5を525尾、総重量は2221gだった。平均7~8cmだったが、4~5cmの小型が2割、10cm超級も1割、12cm超級が13尾交じった。
当日の釣果(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)
アタリは底に集中
ほぼ底釣りの釣果で、浮いている群れはほとんどなかった。釣った感じでは、今年の諏訪湖はワカサギの湧きがよく、成育も順調のようだ。同湖では貸し竿やエサがセットになったワカサギ釣り2時間パックなどのメューもあるので、手ぶらでも釣りが楽しめる。
当歳魚主体だが数は出た(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)
<週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也/TSURINEWS編>
記事提供元:TSURINEWS
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