フィッシャーズ・マサイ、父の死去を明かす 両親を失い「穴が空いたような感覚」

イチオシスト
「フィッシャーズ」(登録者数902万人)が12月23日にYouTubeを更新し、メンバーの「マサイ」の父親が亡くなったことを報告しました。
父親が58歳で死去
動画に1人で出演したマサイは、「2024年の8月に僕のお父さんが亡くなりました」と報告しました。父親は4~5年前から腎臓がんを患っており、片方を摘出したものの肺に転移し、58歳で亡くなったそうです。
マサイの家族はフィッシャーズと関わりが深く、これまでも動画で家族に言及してきたことから、「こうやって報告しないと皆様の中にはまだ僕のお父さんがいることになっているはずなので、このお話をしない限りちょっと気まずい空気になってしまう」として、母親のときと同様、公表を決めたと説明しました。
母親は2019年に49歳の若さで腹膜がんという希少がんにより亡くなっており、マサイはその1年後に動画で公表していました。
関連記事
・フィッシャーズ・マサイ、ガンで母を亡くしていたことを告白
30歳で両親を失ったマサイは、「穴が空いたような感覚」だと率直に語ります。父親の病気は母親が亡くなった年に判明したそう。「非常に最悪なタイミング」としつつ、家族の中では乗り越えていこうという空気があったと振り返ります。
肺にがんが転移していることがわかり「覚悟しなきゃいけない」状況になった際、マサイは母親の闘病生活を思い出したのだとか。病気を告知すると父は泣きながら「どうすればいいんだろう」とこぼしたそう。その際マサイは母親のときと同様、快方に向かう場合と悪化する場合の2つを考えておいたほうが心理的にも余裕が生まれると伝え、「今を楽しもう!」と気分を切り替えたと語ります。その後、親孝行として家や車を購入したほか、家族で旅行に出かけたり電話でも頻繁にやり取りもしていたといいます。
父親はさまざまな抗がん剤を試し、一時は「治るかもしれない」と思える時期もあったそう。しかし次第に薬は効かなくなり、抗がん剤治療をやめて緩和ケアに切り替えたといいます。父親は亡くなる2〜3時間前までギリギリ会話ができ、最後の会話の際には100年ほど歴史のあるシルバーの指輪を形見として受け取ったとのこと。妹にも形見はあったものの、父親は弟には「ない」と告げたらしく、「最後までお茶目!」とマサイは振り返ります。
父が生前に自分と母の名前を刻んだ井戸を故郷に寄付していた「マジで本当にヒーロー」
生前、父は故郷に自身とマサイの母の名前を刻んだ井戸を寄付していたそう。亡くなってから半年後にそのことを知ったマサイは「マジで本当にヒーロー」と父を称賛します。フィッシャーズを熱心に応援していた父に想いを馳せながら「この先を見せたかった」と悔しそうに語るマサイ。今年で活動15周年を迎えたフィッシャーズの今後の他にも「いつか見せたいよな、孫」と述べます。
マサイは、自身の体験を踏まえて「がん検診は定期的に受けた方がいいかなと思います」とも呼びかけました。
コメント欄には「去年の時点で亡くなられていたのにあんなに元気に動画に出てたことに驚き」「長男でより責任感増すだろうけど、1人だと思わないで欲しい」「両親揃って40~50代は早すぎるよ… お悔やみ申し上げます」と悲しみの声やマサイを心配する声が上がっています。
関連記事
・フィッシャーズ・マサイが家族のために一軒家を購入 母の生前の願いを叶える

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
