ヒカルの盟友・遊楽舎店長、赤字続きを告白 2カ月連続のクラファンに視聴者からは疑問の声も

イチオシスト
「遊楽舎ちゃんねる」(登録者数48万人)が今月23日、「カードショップを辞めます。遊楽舎を再生させる力をお貸しください!」と題する動画を公開しました。
「遊楽舎改造計画」に言及
遊楽舎は、兵庫県姫路市などに店舗を構えるゲームとトレーディングカードのショップです。オーナーの「店長」は、切れ味のあるツッコミと豊富な知識を活かしたトークが人気で、「ヒカル」(同479万人)の盟友としても知られています。
動画で店長は「遊楽舎改造計画」について言及。「従来型のカードショップの全否定」をテーマに掲げ、シングルカードの売買とデュエルスペースの提供という昔ながらのカードショップのスタイルを変えていきたいと表明します。
計画の一部として、店長は先月クラウドファンディングを実施しており、遊楽舎入り口階段壁面の整備費用として30万円を募集。4倍近い約119万円の支援が寄せられていました。店長は協力に謝辞を述べるとともに、その資金で店舗の整備ができたと実績を強調しました。
店長によると、近年トレカ業界は市場規模がどんどん拡大しているものの、他の商品と違って相場が多くの人に知られていることから、買取価格が高騰しているとのこと。そのため利益率が下がっているうえ、人件費の高騰もあって一部の店舗は経営を維持できる状況ではなくなっているといいます。
そこで店長は近年のガチャガチャ(カプセルトイ)の人気の高まりに注目したそうです。クレーンゲームの人気は根強いものの、投入されたお金が一定の「天井額」に達しないとアームがしっかり景品を掴まない「確率機」が多いため、ユーザーが「疲れてしまっている」と分析。一方、ガチャは100%景品が手に入る仕組みのため人気が急上昇していると推測します。
再びクラファン実施も視聴者からは疑問の声
そのため、店長も「絶対に景品が取れるガチャガチャ」を設置したいといい、店に設置するためには152万円の資金が必要だと説明します。
しかし、最近の遊楽舎は来店客の減少により「赤字を出し続けている」とのことで、「今の遊楽舎で152万円を捻り出すことはちょっとできない」「結構資金は注ぎ込んでいるんですけど、維持するのだけで手一杯で投資をすることができない」と苦しい現状を語り、再度クラウドファンディングでの協力を呼びかけました。
また、カードのショーケースを減らして1回200〜300円のガチャガチャを導入。ガチャガチャを引いてカードを当てるシステムや、女性も興味を持つようなガチャガチャを設置して「男女ともに気軽に遊べる店」を目指したいと語りました。
店長は今後の展望について熱く語っていたものの、コメント欄では「階段周りの改装の後に、このガチャガチャの話しされると、子供がおもちゃ買ってもらったから、次のおもちゃおねだりし始めた感じにみえる」「ガチャマシンだけ並んでたらここにいく理由が希薄化しませんかね…」「クラウドファンディングでお金集めるのはいいけどスパン短すぎるわ」「前回のクラファンで味占めたな」と疑問や否定的な声が続出しています。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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