まるで巨大ナルゲン!アレンジ無限の最強ボックス「熊缶」が、キャンプでめちゃ便利でした
イチオシスト
アイキャッチ・記事中画像撮影:筆者
アメリカハイク旅で、いい物発見!

以前アメリカで「ジョン・ミューア・トレイル」という、全長340kmのロングトレイルコースを踏破したときの話。
広大な地を1日歩き続け、適当な場所を見つけてはテントを張ってご飯を食べて焚き火もする……。絶景の中でのそんなキャンプ生活は、強く心に刻まれる体験となりました。
旅の必需品「ベアキャニスター(熊缶)」が万能だったので紹介したい!

貴重な経験となったアメリカハイク旅でしたが、実はもう1つ得たモノが。画像で筆者が抱えている円筒形のアイテムです。
こちら「ベアキャニスター」というもので、「ジョン・ミューア・トレイル」でのキャンプ中に携行が義務付けられているアイテムなんです。

出典:Instagram by@bearvault
実は、日本でも通称「熊缶」として知る人ぞ知る存在。とにかくタフで見た目もカッコよく、日本のキャンプでも使えそう……。
というワケで、今回はこの「ベアキャニスター」について詳しくご紹介していきます!
BV500 JourneyBear Vault

「熊缶=ベアキャニスター」とは?

出典:Instagram by@bearvault
アメリカでは、ステッカーチューンカスタムしてカッコよく使う人が多い「ベアキャニスター」。カラーリングがアメリカンなので、割とどんなステッカーを貼ってもキマります。
こんな風にハイカーに親しまれる「ベアキャニスター」ですが、そもそもどんな用途のアイテムなんでしょうか?
本来は、熊対策用の保存容器

出典:Yahoo!ショッピング
本来「ベアキャニスター」とは、食べ物や飲み物を熊から守るための保存容器。
食料やお酒など、匂いのある物をこの中に入れてテントから離しておくことで、就寝時に熊などの動物が寄ってくるのを防ぐためのアイテムなんです。

出典:Amazon
匂いをシャットアウトするだけでなく、熊のパワーでも破壊できない耐久性に加え、蓋は熊が開けられない構造に。
さらに、丸ごと食べられないようサイズ感までしっかり考慮されていて、貴重な食糧を熊の脅威から守ってくれるものなんです。
半透明で視認性もいい…これいろいろ使えるんじゃ?

早速、筆者も真似してステッカーを貼ってみたら……なんだか熊よけに使うだけじゃ勿体ないカッコ良さに!
カッコいいだけじゃなく、高い耐久性や透明で中のモノが視認しやすい点などを生かして、せっかくなら日本のキャンプでも使ってみることにしました。
キャンプでも万能!ベアキャニスター3つの活用法
その1|お菓子や乾物を入れるケースとして

まずは、お菓子の缶詰として使ってみました。ボディが透明なので、お菓子の位置をひと目で確認して取り出す事ができます。

また、アメリカンなデザインがカラフルなお菓子のパッケージとマッチして、見た目もいい感じ。

ただ、あんまり底の方に入れてしまうと取り出しにくくなってしまうので、入れる順番は考えておいた方が良いかもしれません。
筆者が今回入手したのは「BV500」というモデルですが、「BV450」という小さいサイズもラインナップされています。使う人数や、入れる物の量に合わせて使い分けするといいですね。
BV450 JauntBearVault


さらに、ハードなケースと考えれば、実は卵や割れやすい乾物などの持ち運びにも最適! クーラーボックスに入れる必要がない、常温保存可能な食料を入れておくのにもピッタリです。

常温保存可能な食材ってスーパーの袋まま放置しがちなんですが……ベアキャニスターに入れておけば、サイトインテリア的にも実にスマートです。
その2|テーブル&チェアにもなる

耐久性が非常に高いので、食料を入れておきながらも蓋を閉じればチェアとして座ることが可能です。
実際アメリカハイキング中のキャンプでも、ベアキャニスターをチェア代わりにして足を休めるシーンが多々ありました。

コップや食べ物を置いたりして、ちょっとしたテーブル代わりにも使えます。テーブル使いするときは、中に沢山物を入れて重くしておくと非常に安定感が増しておすすめです。
その3|最強のゴミ箱として

匂いを閉じ込めてくれる特性を生かせば、ゴミ箱としての用途にも最適。
日本のキャンプでも、寝ている間にタヌキなどの夜行性動物にゴミが荒らされたり、日中でもカラスなどが狙っていたりしますよね。ベアキャニスターにゴミを入れておけば、絶大なる安心感が得られます!
ベアキャニスター、キャンプにぜひ!

筆者にとってはアメリカでずっと使ってきた愛着もあり、眺めていると旅のことを思い出させてくれる感慨深いアイテム「ベアキャニスター」。
ですが、アメリカンテイストなデザインはイエティやオレゴニアンキャンパー等のアイテムとの相性もよく、耐久性など機能面でも日本のキャンプシーンにマッチします。
皆さんもぜひ、「ベアキャニスター」を導入してみてはいかがでしょうか?
BV500 JourneyBear Vault

BV450 JauntBearVault
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記事提供元:CAMP HACK
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