【卓上でこの炎は最高】最大12℃上昇!? 二次燃焼ソロストーブに「暖房化パーツ」付けてみたら…
イチオシスト
卓上サイズの二次燃焼ストーブ「メサ」

キャンプブームをきっかけに爆発的人気を誇ったソロストーブの「レンジャー」ですが、小型卓上化した「メサ」が2023年に販売されて、SNSを中心に大きな話題となりました。
【ソロストーブ メサの特徴】
- ・小型で卓上でも使えるサイズ
- ・二次燃焼構造で煙が少ない
- ・薪やペレットが使用可能
- ・選べる5つのカラー展開
メサソロストーブ

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そのメサにオプションの「ヒート ディフレクター」が今秋登場しました。
ざっくり言うと、焚き火の熱を円盤で反射させて、周囲に暖かい空気を広げてくれるアイテム。炎を眺めて楽しむだけでなく、ちょっとした暖房的な役割も担ってくれる、というわけです。
実際装着し、どのように使い勝手が変化するのか検証してみます!
熱を効率的に拡散させる「ヒート ディフレクター」

こちらが、メサ専用サイズのヒートディフレクター。
ヒートディフレクター自体は目新しいアイテムではなく、レンジャー用などはすでに展開されているので、この形を見て「見たことある!」という人も多いかもしれません。
メサと同等サイズのソロストーブ「タイタン」にも装着可能です。(※タイタンは卓上使用NG)
メサ ヒートディフレクターソロストーブ

タイタンソロストーブ

組み立て方法は簡単

パーツは全部で3種類で収納袋も付属しています。組み立てる必要はありますが、パーツが分かれているので収納サイズもコンパクト。

棒状のパーツを3本差し込み、上から凹凸に合わせてディスクをセットしたら完成。それぞれセットするときにはカチャっと差し込まれるので、簡単に外れることはありません。

既存のフレームリングを取り外してからヒートディフレクターをセットします。火をつけてからのせる場合は火ばさみや耐熱グローブなどを使う必要があるので、十分ご注意ください。
燃料を入れて、いざ点火!

筆者はメサの燃料にはペレットを使用していますが、薪でももちろんOK! メサの大きさに合わせて薪割りをする必要はありますが、拾った小枝などでも問題ありません。

あとはバーナーや着火剤を使って点火しましょう。ヒートディフレクターをセットした状態でも着火に問題がなければ、最初からセットしておくのがおすすめです。
筆者はバーナーで着火して、火が安定したらヒートディフレクターをのせるようにしていますが、ここはお好みで行ってください。
動画で見るヒートディフレクター
ヒートディフレクターをのせるとこんなイメージ。火がヒートディフレクターに当たるくらいには火力を調整すると効果が上手く発揮できます。
ヒートディフレクターの有無で違いを検証!

温度にどう影響があるのか検証してみたいと思います! 同じものを2つ用意して温度(気温)を計測していきますが、今回使用するのはカーゴコンテナの温度計付き一酸化炭素チェッカー「SAFE CO DETECTOR」です。
この日の外気温は15℃。こちらを計測の基準温度とします。あくまでも筆者が個人的に行うものなので参考程度に。
SAFE CO DETECTORカーゴコンテナ


商品説明には以下の記載が。
ヒートディフレクターを使用することで、周囲の温度を最大12℃上昇、熱の広がる範囲を半径約60cmまで拡大することが期待できる
ということで、計測する距離は20cmと60cmに設定してみます。
ヒートディフレクターなしの場合

温度計をセットして、しばらく様子見……。ペレットの焚べるタイミングなどによって多少の差はありましたが、ある程度火が安定しているタイミングで計測。
ヒートディフレクターなしでは20cmが20℃(外気温に対し+5℃)で60cmは15℃(外気温に対し±0℃)という結果に。60cm離れると温度は変わりませんでしたが、セットしたらここまで届くのか……!?
ヒートディフレクターありの場合

ヒートディフレクターをセットしてしばらくすると、20cm側の温度計がぐんぐん上昇! 温度の上昇が落ち着いたタイミングで計測すると20cmが25℃(ヒートディフレクターなしから+5℃)で60cmは15℃(±0℃)という結果となりました。
20cm側は外気温と比べて+10℃、ヒートディフレクターの有無で5℃の差が出ましたが、60cm離れると装着してもなかなか難しいようです。

熱の届く範囲の半径60cmはあくまでも最大値。風で熱が逃げてしまい、ヒートディフレクターに上手く当たらず効果が薄まっているように感じました。環境によって左右されやすいことは頭に入れておいた方がよさそうです。
公式サイトにも以下のような表示があったのでご参考までに。
※熱の分散には風、熾火の状態、炎の大きさ、気温、Mesaの設置位置など多くの要因が影響します。最適な効果を得るために、穏やかな環境かつ安定したテーブルの高さでご使用ください。
実際に使ってみると…
周辺温度は確実に上がる

遠い場所への効果は環境によってはあまり効果がないかもしれませんが、検証でもわかったように周辺の温度は確実に上がります!
特に本体下部まで暖かい熱が伝わるので、卓上におくとテーブルまでじわ〜っと暖かい空気が流れてくるのがわかります。(テーブルが熱くなるほどではありません)

強力な暖房効果ではありませんが、卓上でかじかんだ手を温めたりするのにはちょうどいいかと思います。メサ1つで暖を取ることができるのは、多くても大人4〜6人くらいまで。
アクセサリーパックもあると便利

メサにはアクセサリーパックもオプションとして販売されており、ミニスティック・スティックレスト(箸置き)・ペレットスクープ・メサリッド(蓋)がセットになっています。
メサ アクセサリーパックソロストーブ


ペレットスクープはメサにぴったりの設計になっているので、ペレットを補充するときに非常に便利です。ペレットで運用予定であれば一緒に購入しておきたいオプション品。
単品でペレットスクープを購入できるといいのですが、現状はアクセサリーセットでの販売となっているようです。

ミニスティックはマシュマロを焼いたりするのに便利で、ヒートディフレクターの反射熱でも火傷の心配なく楽しむことができます。
煤には要注意!

火の上に設置するという構造上、ヒートディフレクターの裏側にはどうしても煤がついてしまうので、片付けの際はグローブなどを装着するのがおすすめです。
ちょっと違った楽しみ方ができる!

卓上で火を見ると言う、いつもとは少し違った楽しみ方ができるのはソロストーブ「メサ」の強みであり、さらにヒートディフレクターやオプションがあるとその幅はグッと広がります。
メサ愛用者もそうでない方も、ちょっと違った焚き火の楽しみ方を探していた方は是非チャレンジしてみてください!
耳よりな新作情報も!

出典:Amazon
ここまで「メサ」と、そのオプションである「ヒートディフレクター」を紹介してきましたが……実はこの「メサ」、今季で販売終了とのこと。
その代わりとして、ひと回り大きいモデル 「メサXL」 の販売が、いよいよ日本でも正式にスタートするそうです。メサが直径13cmに対し、メサXLは直径18cm。使い方自体はメサとまったく同じです。発売時期は来春予定とのこと!
本国ではすでにメサXL用のヒートディフレクターも展開されているので、日本での取り扱いも心待ちにしましょう。スペックは以下を参考に!
メサXL
- サイズ:直径約18cm、高さ約21.8cm
- 重量 : 約1kg
- 材質 : ステンレススチール(SUS304)、セラミック(スティール以外
- カラー展開:スティール・ウォーター・アッシュ
メサ XL ヒートディフレクター
- 内容:ディフレクションディスク本体、脚×3本、フレームリング
- サイズ:直径(幅) 約26.7cm 、高さ15cm
- 重量: 約650g
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記事提供元:CAMP HACK
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