岩本蓮加“先輩”、連載打ち切りの危機に見舞われた冨里奈央“後輩”に提案「現実逃避、漫画にしてみたら」<ふたりエスケープ>
イチオシスト
(C)田口囁一・一迅社/「ふたりエスケープ」製作委員会「ふたりエスケープ」はLeminoプレミアムで独占配信中
乃木坂46・岩本蓮加、冨里奈央のW主演によるドラマ「ふたりエスケープ」の最終話がLeminoプレミアムで独占配信中。最終話では、連載打ち切りを告げられた後輩(冨里)を、先輩(岩本)が作戦会議として居酒屋へと連れ出し、さらに深夜の食べ歩きを楽しむ中、先輩がある提案をした。(以下、ネタバレを含みます)
連載打ち切りの連絡を後輩はドッキリだと思い込む
「ふたりエスケープ」は、田口囁一による同名漫画を原作とした“現実逃避”コメディー。かわいいが取り柄の無職の“先輩”と、〆切に追われる漫画家の“後輩”が繰り広げる、現実逃避の日々を描く。
無事に戻ってきた先輩に対して、後輩はいたずらっぽく「もうどこにも行かないでください、絶対」と念を押す。そんな後輩に「失う妄想をすることで、マンネリ化したモノに感謝していこう」と言いだす先輩。「部屋の中の愛着あるものがなくなったら…」と想像して、日常のありがたみをもっと知ろうということで、早くもその効果が表れる。
後輩が10年以上、漫画を描くために使用している机。「もし、それを捨ててしまったら」と想像し、〆切に苦しんだ過去を思い起こして、後輩は机を抱き締める。さらに、このマンションも賃貸で、いつか2人暮らしに終わりが来るかもしれないと思いをはせる。
すると、先輩から「無職(自分)のことも大事にできるな」と言われ、先輩のペースに乗せられて機嫌を良くする後輩。そこに担当編集から、連載打ち切りの連絡が入る。だが、先輩と共に“失う妄想”トレーニング中で、その連絡も先輩がドッキリを仕掛けたのだろうと考えた後輩は全く本気にしない。
しかし、先輩が「私は編集さんに頼んでない」と真顔になると、後輩は事の重大さを理解して目がうつろになってしまう。後輩はこれまで「先輩は私が養ってあげます」と言っていたが、突然の無収入に。だが、そこは“無職暮らしのプロ”の先輩。2人はとりあえず、作戦会議として昼から居酒屋へ向かう。
だが、何も決まらないまま夜になってしまい、後輩は「現実が襲ってきそうです」とポツリ。先輩は「現実を先延ばしにしてやろう」と、コンビニ飯の食べ歩きに後輩を誘うのだった。
(C)田口囁一・一迅社/「ふたりエスケープ」製作委員会「ふたりエスケープ」キービジュアル
新たな連載が決まり2人は昼間から祝杯を挙げる
後輩は〆切に追われていた際に夜のドライブに誘われた第1話のエピソードを思い出し、推し声優の伊集院あかり(田村真佑)のラジオにも連れられて、カップラーメンを深夜の公園で食べる2人。石川・金沢旅行で食べたカップラーメンのことを考え、流れ星に願い事をする。
深夜の現実逃避を楽しみ、先輩は「現実逃避、漫画にしてみたら」と後輩に提案。「いけそうです」と即答し、朝まで放浪した勢いのまま漫画のタイトルも思いつく後輩。
そして1カ月後、マンションのバルコニーでフレンチトーストを味わう2人。その甘さに後輩が「砂糖のミルキーウェイや」とメロメロになっていると、編集から連絡が入る。先輩に薦められて描いた漫画の連載が決まり、2人は昼間から祝杯を挙げることに。
後輩は「今日はどんな現実逃避を見せてくれるんですか?」と尋ねるが、先輩はうれしいことがあったため「今日は何もしない」と返し、さらに「現実逃避から現実逃避しようとしても結局、現実逃避になるのか?」と哲学的なことを言い始める。
そんな先輩を「私に永久就職します?」「『おまえの役に立ってやんねえ』と言いながら役に立ってるじゃないですか」とイジりつつ、高校時代に漫画家になると決めたのも、新しい漫画を描いていられるのも、先輩のふとした思いつきのおかげという本音が見え隠れする後輩。
先輩と後輩が送る現実逃避の暮らしは今後も続いていくが、そのユニークな日々を描いた漫画こそが“ふたりエスケープ”なのだった。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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