『JLPGAアワード2025』開催 “4冠”の佐久間朱莉、山下美夢有らが和装&ドレス姿で百花繚乱
イチオシスト
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は16日、都内ホテルで2025年シーズンの国内女子ツアー優勝者、表彰者らが集まる「JLPGAアワード2025」を開催した。「JLPGA Mercedes-Benz Player of the Year(年間最優秀選手賞)」「賞金ランキング第1位」「敢闘賞」など12部門の表彰が行われ、受賞者たちが壇上で喜びを語った。
初優勝を含む今季4勝を飾り、年間女王を戴冠した佐久間朱莉は“個人3冠”を達成。年間最優秀選手賞、賞金ランキング第1位(2億2728万5959円)、平均ストローク第1位(70.0585)を獲得した。
また、3ツアー対抗戦「Hitachi 3Tours Championship」優勝メンバーとして『特別賞』を受賞。計4つのトロフィーを受け取った。今季の顔にふさわしい受賞ラッシュに「今シーズンは初優勝することを目標にしていました。年間女王まで上り詰めることができて、自分が思い描いた以上のシーズンになったと思います」と喜んだ。
さらに「数少ない2億円プレーヤーになれたことがとてもうれしいです。平均ストローク1位という賞を受賞できてとてもうれしく思いますが、69台を目指していたので、来年の目標として頑張ります」とコメントした。
『JLPGA 明治安田 新人賞』には、9月「ゴルフ5レディス」でルーキー優勝を飾り、メルセデス・ランキング7位に入った荒木優奈が選出。当該年度に新記録を樹立した者に贈られる『JLPGA 栄誉賞』には、生涯獲得賞金1位になり、ツアー史上初の14億円を突破(現在は14億5963万6838円)した申ジエ(韓国)が輝いた。
米ツアーを主戦場にする選手たちも多数表彰。竹田麗央、岩井千怜、岩井明愛、西郷真央、山下美夢有が国内外のツアーにおいて特に印象に残る活躍をした者に贈られる『敢闘賞』を獲得した。
また、ともにメジャーを制した西郷(シェブロン選手権)と山下(AIG女子オープン)は『JLPGA輝き賞』も受賞して2冠。山下は今季2勝を飾り、日本勢史上3人目となるルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)にも輝いている。
メディア賞となる『ベストコメント賞』は、3月「アクサレディス」で初優勝を遂げた工藤遥加の言葉が選ばれた。「失敗するのがカッコ悪いんじゃなくて、チャレンジしないのがカッコ悪いんだ」。ソフトボールのビックカメラ高崎の藤田倭選手から言われて自身のプロ意識が変わったと明かした、優勝会見でのひと言だった。
【各部門受賞者】
■JLPGA Mercedes-Benz Player of the Year(年間最優秀選手賞)
佐久間朱莉
■賞金ランキング第1位(2億2728万5959円)
佐久間朱莉
■平均ストローク第1位(70.0585)
佐久間朱莉
■JLPGA 明治安田 新人賞
荒木優奈
■JLPGA ステップ・アップ・ツアー 明治安田ステップ・ランキング第1位(1632万6100円)
大久保柚季
■敢闘賞
竹田麗央
岩井千怜
岩井明愛
西郷真央
山下美夢有
■JLPGA栄誉賞
申ジエ
■JLPGA輝き賞
西郷真央
山下美夢有
■BEST PLAY OF 2025 Presented by SHISEIDO
菅沼菜々
■メディア賞『ベストコメント』部門
工藤遥加「失敗するのがカッコ悪いんじゃなくて、チャレンジしないのがカッコ悪いんだ」(アクサレディス優勝会見)
■特別賞
Hitachi 3Tours Championship JLPGAチーム(佐久間朱莉、神谷そら、河本結、菅楓華、高橋彩華、荒木優奈)
■JLPGA特別功労賞
樋口久子
<ゴルフ情報ALBA Net>
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