1990年代に突如として廃虚と化した町 「何かが出る」という噂 「シェルビー・オークス」本編映像
イチオシスト
2025年12月12日より劇場公開される、YouTubeのチャンネル登録者数が200万人を超えるクリス・スタックマンの初監督作「シェルビー・オークス」から、シェルビー・オークスの呪われた歴史が明かされるシーンの、本編映像が公開された。
沈痛な面持ちで捜査の足取りを話す担当刑事。荒れたノイズが混じる監視カメラには最後の目撃映像が刻まれ、かつての町のにぎわいと荒廃した現在の様子のモンタージュによって、1990年代に突如として廃虚と化したシェルビー・オークスの町の歴史が語られる。「何かが出る」と噂され続けてきたゴーストタウンが抱える秘密は、深く暗いままで、行方不明者の生存を示す光は一向に見えず、ただ底知れぬ闇だけが広がっていく。
シェルビー・オークスは映画のために生み出された架空の街だが、物語の舞台になったオハイオ州には“ヘルタウン”と呼ばれる廃虚の町が実在しており、同州出身のクリス・スタックマン監督が「大きなインスピレーションを得た」ことを明かしている。失踪した妹ライリー役を演じたサラ・ダーンもオハイオ州の出身で、「最初に脚本を読んだ時、『あ、ヘルタウンをモデルに使ったんだ』って思いました。実際に映画で使われているファウンド・フッテージの映像の一部も、かつてヘルタウンだったと言われているエリアで撮影しました」と語っている。
あわせて、悲惨な事件の行方を失踪したホラー実況系YouTuber「パラノーマル・パラノイド」の悲惨な末路を収めた、4種のキャラクターポスターも公開された。笑顔でこちらを見つめる行方不明者のライリーと、遺体となって発見された他メンバーたちの無残な姿が、捜索ポスター風に描かれている。
「シェルビー・オークス」の舞台は、オハイオ州の廃虚と化した町シェルビー・オークス。人気ホラー実況チャンネル「パラノーマル・パラノイド」のMCライリー・ブレナンがこつ然と姿を消した。事件は、未解決のまま12年が経過していた。そして、妹の行方を追う姉ミアのもとに、失踪の瞬間を映した一本のビデオテープが届く。映像を手掛かりに事件の真相を探るミア。現場に残った奇妙な刻印、幼少期の悪夢、呪われた町の歴史、言い伝え。すべての謎がひも解かれた時、たどり着いたのはあまりにも恐ろしい事実だった。
米最大手クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で、ホラープロジェクト史上最高額となる130万ドル以上を集めて注目され、「エクソシスト」シリーズの最新作や「アッシャー家の崩壊」のマイク・フラナガンをエグゼクティブプロデューサーに迎えて製作された。
【作品情報】
シェルビー・オークス
2025年12月12日(金)全国ロードショー
配給:KADOKAWA
© 2024 SHELBY OAKS LLC All Rights Reserved
記事提供元:映画スクエア
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