「活動量計による身体活動・スポーツの実態把握調査2024」から日本人の身体活動実態が明らかに
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イチオシスト
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明治安田厚生事業団、「活動量計による身体活動・スポーツの実態把握調査2024」が、明治安田厚生事業団と笹川スポーツ財団により実施され、その報告書が発表されます。
調査の概要
この調査は、全国47都道府県200地点、5,400人を対象に、「活動量計」を用いて身体活動量を実測し、質問票でスポーツ実施状況等を調査。日本国内における身体活動の実態把握を目指しました。男女や成人・高齢者ごとの身体活動の特徴がみえてきました。調査結果のポイント
計測機器の測定による1日あたりの成人の身体活動時間や座位行動時間などが報告されました。その中で、中高強度身体活動時間は全体で56.8分で、性別では男性が57.2分、女性が56.0分とほぼ同じでした。低強度身体活動時間は男性295.0分(4.9時間)、女性377.3分(6.3時間)と女性が約80分長いことが分かりました。また、調査では運動・スポーツ「実施者」の推奨身体活動量の達成率が60.7%、「非実施者」の達成率が40.5%となり、運動・スポーツの取り組み状況による達成率の差が明らかになりました。
研究担当者からのコメント
本邦で初めて全国規模の無作為抽出調査を実現することができたと明治安田厚生事業団の副主任研究員からコメントがあり、女性は男性と比べて1歩に満たないような細かな動きを長時間行っている傾向がみられ、これは歩数だけでは把握できない実態を示す重要なデータだと述べられました。公益財団法人 明治安田厚生事業団 体力医学研究所 副主任研究員 川上 諒子、公益財団法人 笹川スポーツ財団 シニア政策オフィサー 松下 由季が調査の主要な担当者です。
関連リンク
詳細については公式ウェブサイトをご覧ください。https://www.ssf.or.jp/thinktank/health_wellbeing/my-zaidan2024_2.html記事提供元:prenew 最新のニュース一覧
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