
高回転までスムーズ! ハイエース専用の「T-REV BP」が登場

イチオシスト

株式会社寺本自動車商会は、ハイエース(TRH200系・2TR-FEエンジン)専用の内圧コントロールシステム「T-REV BP-SYSTEM」を新たに発売した。
同製品は、F1やMotoGPの技術を応用し、エンジン内部の空気抵抗を軽減することで、アクセルレスポンスや登坂時のトルク感を向上する。従来モデルから進化し、フィルター不要の独自循環構造により内圧を安定化させ、走りの質感を高める注目のチューニングパーツとなる。カラーは全6色展開で、価格は88,000円(税込)。
ドライビング感性を刺激するハイエース専用「T-REV BP-SYSTEM」登場
T-REV とはなに?


寺本自動車商会が開発した内圧コントロールシステムで2輪用として始まり、4輪用にチューニングされ開発された「T-REVαシステム」をベースに改良を加え、クランクケース内圧のさらなる安定化をさせるために「T-REV BP-SYSTEM」が誕生した。
「T-REV」は、F1やMotoGPなどで使われている「エンジンの減圧=エンジンのクランクケース内部の空気密度を減少させる」原理を、寺本自動車商会が研究・開発して市販車向けに最適化したもの。
クランクケース内の内圧(空気密度)を下げることで、空気の重さが軽いと動かしやすい=エンジン回転時の抵抗が減るという仕組みだ。
T-REV BP 装着でエンジンがよりスムーズに

ロングセラーとなっているハイエース。
さまざまな用途で使用され使い勝手の良い車として知られており、ガソリン車はディーゼルに比べると高速道路の上り坂などでトルク不足を感じてしまう場面がある。
T-REV BP を装着し、エンジン内圧が減圧されることで、エンジン内部の空気抵抗が少なくなりエンジンが軽やかになる。
これにより、今までエンジン内で負荷になっていた部分が軽減され、上り坂でもエンジンがもう少し頑張ってくれるようになる。
アクセルレスポンスの向上/軽やかな出足の良さ/アクセルオフ時の減速感の軽減などの効果が感じやすい。
積載量によっても変わってしまうが、車体自体のパフォーマンスが向上し、乗りやすいフィーリングに変化する。
抜くから整えるへ:「T-REVα」から「T-REV BP」へ進化

従来の「T-REV α」ではリードバルブ/インテークマニホールドの負圧を使って減圧する設計だったが、減圧しすぎると油圧が下がってしまうのでフィルターを通して外部から空気を取り入れてエンジンの内圧を適正に保つ必要があった。
「T-REV BP」ではフィルターを廃止し、エンジンの中から空気を取り入れる/独自構造のリードバルブでケース内の正圧を抜きつつ外気を逆流させない循環(バイパス)させる設計とした。
これにより、抜いて内圧が下りすぎたら外気を取り入れる=内圧が上下して安定しきらなかった「T-REV α」と比べ、「T-REV BP」は状況に応じて循環させることで内圧を適正値に整え、エンジン内圧の安定化につながる=減圧の効果が低回転から高回転まで安定した。
また、フィルターの清掃や交換の必要がなくなり、メンテナンス性が向上したことも大きい。
製品ラインナップ T-REV BP-SYSTEM ハイエース






◎価格:8万8000円(税込)
●適合車両:ハイエース
●型式:TRH200系
●エンジン型式:2TR-FE
●カラー:ブラック、グリーン、レッド、ブルー、シルバー、ゴールド
製品ラインナップは随時開発中!
リリース提供元:株式会社寺本自動車商会


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