空に最も近いバイクツーリング!日本最高所「志賀草津道路」を走る

イチオシスト

MotoMeganeをご覧の皆様、こんにちわ!最近ツイスティなワインディングロードに絶賛憧れている男、さすライダーです。
というのも北海道にもワインディングロードはあるのですが、本州のそれと違って全体的にカーブが緩やかなので…たまには刺激的なグイグイ来るコーナーを走りたくなるんですよね!
…ってことで!だからこそ僕は今無性に行きたいのです!そうです!無性に走りたいのです!日本最高所を走るロング・ツイスティワインディングロードの「志賀草津道路」をね!…ってことで、早速「過去の」実走レポートをお届けしますね(今走りたい…)

志賀草津道路とは?
もはや説明不要のような気もしますが…一応念のため、敢えて説明させていただくと…志賀草津道路は長野県の渋温泉と群馬県の草津温泉を結ぶ、全長約50kmの絶景ワインディングロードです。
数ある日本の名道の中でも、特にライダーから絶大な支持を得ている名道で、バイク雑誌などでも頻繁に紹介されている「特A1クラスの道」となっております!
なんといっても「国道としては日本最高所」を走れるという圧倒的なステータス感!そして変化に富んだ絶景の連続とツイスティなコーナーの数々など…その魅力たるや凄まじいものがあります。
まさにライダーなら一生に一度は走るべき道!走らないと人生5万%は損する道!…それが神様仏様志賀草津道路様です!

実走レポート:渋温泉〜横手山ドライブイン
さてさて、今回は志賀草津道路を長野県側から群馬県側に抜けるルートをご紹介しますが、その基点となるのは開湯1300年の歴史を誇る「渋温泉」です。
あの「千と千尋の神隠し」の湯宿のモデルではないか?とその界隈では囁かれている…老舗旅館の「金具屋(かなぐや)」を有する情緒あふれる温泉地で、ただ町ブラをキメるだけでも十分楽しめますが…ここは唯一宿泊者以外も入れる共同浴場の「渋大湯(800円)」でひとっ風呂キメていくことをおすすめします!
…え?今から峠アタックするのに初っ端から温泉?それって走る気がなくなるのでは?…と言われれば確かにそうなんですが…やはりその土地その土地を味わうのが「ツーリングの醍醐味」ってやつですので、ここは大人しく(?)ひろっ風呂浴びていくべきなのです、はい、異論は認めません。
…とは言っても「温泉とか旅情なんてどうでもいいから、ただ単純にアタック前に整えたいんだよぉ」という僕のツーリング美学を真っ向から否定するあなたは、渋温泉の手前にある「道の駅 北信州やまのうち」がおすすめの起点スポットですよ(優しい僕)




渋温泉で身も心も温まったあとは、いよいよ志賀草津道路!具体的には国道292号線をひたすら突き進むだけです!
この手の道としては割と早い段階から絶景区間が始まり、ほどなしくてツイスティ区間が始まり…おそらく最初のライダーズハイを感じた頃に登場するのが「横手山ドライブイン」です。
ここは令和の時代にしぶとく生き残っている「古き良き時代のドライブイン」で、特に2階の展望レストランでの「絶景ランチタイム」がおすすめです!
なお、おそらくココまで「ただひたすら走ることを楽しんだ」と思いますので…だからこそ驚くかもしれませんが…なんと!既に標高2,100mに達しており、特に真夏は下界とは別世界の涼しさに感動を覚えるはずです。




実走レポート:横手山ドライブイン〜渋峠
横手山ドライブインを過ぎると、いよいよ志賀草津道路のハイライト of ハイライトの「渋峠」のお出ましです!
なんせ渋峠の標高は実に2,172m!とかなりの高さでして、しかもそこをバイクで走れちゃうわけですから…これはライダーなら無条件でテンションが上がっちゃうってもんです。
そして、その渋峠を超える瞬間こそが「国道日本最高所」をバイクで走る瞬間であり、ありがたいことにそれを示すモニュメントと駐車スペースまで用意されているので「ここで記念撮影をしない」なんて選択肢はないわけです。
ちなみに国道最高所モニュメントの手前にある「渋峠ホテル」では「日本国道最高地点到達証明書」をなんと!たった100円でゲットできるので、こちらもお忘れなく(宿泊しなくてOK)





実走レポート:渋峠〜草津温泉(ゴール)
圧巻の日本最高所の走りをエンジョイした後は…再び…というよりもはや志賀草津道路においてはデフォになりつつある…何度目かのハイライト区間がスタートします(ハイライトあり過ぎ問題)
現役バリバリの活火山の白根山や、火山ガスが噴き出ている殺生河原といった火山地帯を貫く後半のワインディング区間は、前半よりもさらにツイスティかつ刺激的な道で、しかも終始絶景だったりするので…くれぐれも景色に見惚れ過ぎないように要注意です(いやほんとに)


そしてそして、素晴らしき志賀草津道路のフィナーレを飾るのは、日本人なら誰でも知ってる国民的温泉地の「草津温泉」で、シンボルの湯畑と町歩きをエンジョイしてから〜の、たくさんあり過ぎてどれに入ろうか迷う温泉に浸かってから〜の、できれば一泊すると幸せな気分に浸れることをお約束します!
ちなみに温泉マニアの僕のおすすめの温泉は、日本屈指の広さを誇る露天風呂「西の河原露天風呂(日帰り入浴800円)」でございます!…ってことで、今回の実走レポートはこれにて完結とさせていただきます!お疲れ様でした♪



今回走ったルート
注:志賀草津道路の冬季閉鎖期間中は、この記事とは異なるルートが表示されます


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