【AIバブル】OpenAIが引っ越してきて家賃が高騰? 人気日本人YouTuber、16年住んだサンフランシスコから退去へ

イチオシスト
ガジェット系YouTuberの「散財小説ドリキン」(登録者数13万人)が26日にYouTubeを更新し、およそ16年間住んだサンフランシスコを離れると報告しました。
大家から「買うか、60日以内の退去」を迫られる
ドリキンは日本人ソフトウェアエンジニアで、サンフランシスコで働きながら、YouTubeやポッドキャストを通じて最新テックやガジェット情報、アメリカでの生活の様子を発信しています。
引っ越しのきっかけとなったのは、大家からかかってきた1本の電話だったといい、「家を売りたいと考えている。あなたは買う権利があるんで、買うか60日以内に出ていくか」と決断を迫られたのだとか。ドリキンは、シリコンバレーの中心地であり、住み慣れたサンフランシスコに今後も住み続けると決めたばかりだったらしく、雷に打たれたような衝撃を受けたと振り返ります。
ドリキンは「半分妄想」と前置きしつつ、大家が家の売却を決めたのは「人類の未曾有のAIバブル」の影響があるのではないかと推察しました。
家賃高騰はAIバブルの影響?
最近ドリキンの自宅から徒歩3分程度のところにOpenAIが引っ越してきたそうで、それに伴って同社の社員も大勢引っ越してきている様子。街なかではOpenAIのTシャツを着た人や、バッジをつけている人をよく目にするといいます。ドリキンは、「ボーナス10億円みたいな、ニュースされてるような人たちがバンバン来てたら、桁違いの桁が1桁や2桁じゃない生活水準とか収入の人たち一気になだれ込んできたら…」と、この影響で近隣の賃貸住宅の家賃が高騰していることに言及します。
先日、新規オープンした人気の韓国系カフェに行ってみたというドリキン。クロワッサンバーガー2個とラテ2つ、サラダを頼んだところ、チップ込みで100ドル(約1万5600円)もかかったとのこと。サンフランシスコの物価の高さは以前から有名ですが、さすがにこの価格は高すぎると感じたそうです。
ドリキンは市内で他の物件を探したものの、結局自分たちが希望するレベルの家で、今と同じ家賃で住むのは無理と判断。サンフランシスコの南方の街で新しい物件を探して、すでに入居申請を済ませたと報告しました。
AIバブルについてドリキンは、「上がってるうちはいいけど、弾けたらどうなるんだろうとか思って。こんなに上がってしまったインフレの物価とかを、回収できんのかなとか、結構他人事ではなくいろいろいろ思うところもある」とコメント。
自宅からの退去は「ここ10年ぐらいの中でも個人的には一番“落ちた”」としつつ、「ゼロリセットする」良い機会だと前向きに語っていました。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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