シード選手縮小の米男子ツアーで“給付金” 来季から「メンバー支援プログラム」と「育成プログラム」を開始
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イチオシスト
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イチオシ編集部 旬ニュース担当
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来季からフルシード選手がこれまでの125名から100名と縮小された米男子ツアーを統括するPGAツアーは25日、「メンバー支援プログラム」と「育成プログラム」を開始することを選手にメモで通達した。
「メンバー支援プログラム」では前年度のフェデックスポイントが126位以下の選手で、来季のPGAツアー、もしくはコーンフェリー・ツアーで少なくとも12試合に出場した選手は15万ドル(約2340万円)の賞金が保障されるというもの。シーズン終了後に支給され、獲得賞金が15万ドルに満たない場合でも返金する必要はない。
一方「育成プログラム」はコーンフェリー・ツアーのシード選手に対し、シーズン開始前に15万ドルの助成金を支給するというもので、同ツアーの前年度ランキング21〜75位、PGAツアー・アメリカズポイントの1〜10位、PGAツアー・ユニバーシティの上位5名がこの助成金を受けとる。出場試合数に制限はなく、受けとった助成金は自由に使用することができる。
PGAツアーでは3年前からフルシード選手に「50万ドル」の賞金保障を開始しており、シーズンスタート前に選手はその金額を受けとることができる。26年からシード選手が縮小することで新たなプログラムで選手を支援する。(文・武川玲子=米国在住)
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