「寝つきが悪い原因はスマホ?」睡眠への影響、9割が“少なからずある”と回答
イチオシスト
スマホの普及やコンテンツの充実に伴い、近年は、寝る前でもスマホを使用することが「当たり前の行動」となっている。しかし、寝る前のスマホ使用は、画面から発せられるブルーライトや情報刺激による入眠遅延・睡眠分断など、睡眠への妨げが非常に多い。そこで今回、快眠メディア「快眠ランド」を運営するムーンムーンは、20代〜70代の男女300人を対象に「寝る前のスマホ習慣と睡眠への影響」に関する意識調査を実施。いったいどれほどの人が寝る前のスマホ使用をやめられないでいるのか、その実態や理由について見ていこう。

寝る前、SNSや動画視聴でスマホを使いがち?

今回の調査結果から、寝る前にスマホを使う習慣があるかについて回答を見てみると、なんと「全く使わない」はたった4.7%となり、程度の差はあるものの、9割以上が寝る前にスマホを使用していることが分かった。なかでも、毎日使うという割合は7割近くにのぼり、寝る前のスマホ使用は今や一般的となっていることが分かる。

実際に寝る前のスマホ使用でよく行うことについても回答を見てみると、「SNS」が28.2%と最も多いことが判明。次いで「動画視聴」が22.3%、「ニュース/記事チェック」が18.2%で特に多かった。近年、近年はSNSや動画配信などのコンテンツが非常に充実しており、閲覧すればするほど次々と情報が表示され、自分の興味に合ったコンテンツもサジェストされる仕様になっているため、寝る前の行動としてはあまり良いとは言えないだろう。
寝る前スマホ、やめられない理由は「習慣」か

寝る前のスマホ使用は「寝つき」や「睡眠の質」に影響があると感じている人について回答を見てみると、「あまり影響していない」との回答も一定数あったが、「少なくとも影響がある」と9割以上が何らかの影響を感じていることが分かった。

悪影響があると分かっていながら寝る前のスマホ使用をやめられないのは、なぜだろうか。複数回答で理由を尋ねたところ、「習慣になっている」が29.5%で最も多く、次いで「つい触ってしまう」「情報収集に必要」といった回答が続いた。習慣を変えることは簡単ではないため、意識的に使用を控える姿勢が求められる。
また、スマホを使わずに就寝するための対策としては、「読書やストレッチなど別のルーティンを作る」「ルールを決める」「スマホを手の届かない場所に置く」などを挙げる人が多かった。読書には副交感神経を優位にするリラックス効果があり、スマホを物理的に遠ざける方法も有効な対策と言える。
健康的な睡眠を確保するには、今後スマホとの向き合い方を見直す必要があるだろう。
出典:【快眠ランド】
※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)
記事提供元:スマホライフPLUS
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