解禁直後の船ヒラメ釣りで良型58〜64cm浮上【茨城】波崎沖は今季初陣から好スタート

解禁直後の船ヒラメ釣りで良型58〜64cm浮上【茨城】波崎沖は今季初陣から好スタート">
解禁直後のヒラメ釣り 11月1日(土)、茨城の波崎エリアがヒラメ解禁となり、新港の浜べ丸から釣行。解禁日当日は心が躍る。今シーズンのヒラメ釣りを占うからだ。なんとしてもオデコでは帰れない。 4時30分 …
イチオシスト
11月1日に茨城・波崎エリアのヒラメが解禁となり、浜べ丸から今季初釣行に出た。開始直後はアタリが少なく移動を繰り返したが、中盤には58cmや54cm、さらに最大64cmなど良型が続々と浮上。潮が速い時間帯でも船長の細かな判断が功を奏し、船中は0〜4尾と上々の滑り出しとなった。アットホームな雰囲気で初心者にも優しい同船は、解禁直後の今まさに狙い目のタイミングだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・針生芳昭)


解禁直後のヒラメ釣り
11月1日(土)、茨城の波崎エリアがヒラメ解禁となり、新港の浜べ丸から釣行。解禁日当日は心が躍る。今シーズンのヒラメ釣りを占うからだ。なんとしてもオデコでは帰れない。
4時30分集合、片舷5人ずつが並ぶ。船のイケスに活イワシを積み込んで、長谷川清船長の操船で出港。天気は曇りのち晴れ。深夜まで強風が吹いていたので、大きなウネリがあって少し心配だ。
浜べ丸乗船場(提供:週刊つりニュース関東版APC・針生芳昭)
釣行開始
北に進路を向け、航程1時間ちょっとでポイント到着。エサが配られ、慎重に流し位置を見きわめた6時、「準備ができた人から始めてください」とアナウンスが入った。
期待を込めて第1投。エサ→オモリの順に水中に入れ、イワシが泳いでいるか、孫バリが外れていないか確認してからリールのクラッチオフ。スプールを親指で軽く押さえながら海底30mまで落とす。
使用タックル(提供:週刊つりニュース関東版APC・針生芳昭)
58cmの良型ヒラメ手中
2投目までアタリはなく、大きくポイント移動。すると、左舷大ドモに座った吉葉さんがリールを巻いている。途中、何回か暴れるのでヒラメと確信。私の差し出すタモに収まったのは、58cmのナイスサイズ。
58cmを仕留めた吉葉さん(提供:週刊つりニュース関東版APC・針生芳昭)
船中誰かにアタリがあると、ほかの人にもアタる確率が高い。ヒラメは単独ではなく、何尾か集団でいることが多い。中盤、深場の漁礁周りへ。潮が速く、80号のオモリでは着底してもすぐに流され、なんと8m以上も再落下を繰り返す状況。
船長から、「100号に替えて」との指示が出てオモリを交換。船長は釣れなくなるとすぐに移動を繰り返す。一点集中ではなく、数多く持っているポイントを転戦する。
今井さんがゲットしたのは54cm(提供:週刊つりニュース関東版APC・針生芳昭)
最終釣果
10時45分、船長から「これで終わりにしましょう」とアナウンスが流れ沖上がり。船中釣果は、50~64cm0~4尾。竿頭は右舷ミヨシの福島さん。最大サイズは樫村さんと山本さんだった。
64cmの良型を仕留めた山本さん(提供:週刊つりニュース関東版APC・針生芳昭)
また、うれしいゲストはトラフグやマハタといった高級魚。他船では、「イワシはオケに3匹まで」、「イワシのハリ付けは合図のあとに」など、こまかいルールを定めるケースがあるが、同船はのんびり楽しく釣りをしてほしいというスタンス。
竿頭の福島さんは60cmを手中(提供:週刊つりニュース関東版APC・針生芳昭)
わからないことがあれば優しく教えてくれるので、初心者も安心。私は何度も通っているが、毎回気持ちよく釣りができている。
マハタの姿造り(提供:週刊つりニュース関東版APC・針生芳昭)
船長コメント
「今日は惜しくも座布団サイズの大型ヒラメには出会えませんでしたが、始まったばかりでチャンスはあります。好ポイントが多数あります。ぜひ、本気のヒラメ釣りに挑戦しに来てください。」
船長の長谷川さん(提供:週刊つりニュース関東版APC・針生芳昭)
<週刊つりニュース関東版APC・針生芳昭/TSURINEWS編>
記事提供元:TSURINEWS
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