LINEはもはや“生活インフラ”? 利用率82.6%で独走 X・インスタ・TikTokは大接戦
イチオシスト
数多くのSNSアプリが登場し、情報収集やコミュニケーションの方法はますます多様化している。メッセージ重視のアプリから、写真・動画投稿が中心のものまで特徴はさまざまだ。では、日常的に利用されているアプリはどれなのだろうか。今回は主要SNSアプリの調査結果から、現在のSNS利用トレンドを探っていく。

SNSアプリの認知率、LINEが91.5%で首位に

STARTDASHは、2025年7月1日~9月30日、全国の15歳~59歳の男女を対象に、主要SNSアプリの認知度や利用状況について、インターネット調査を実施した。
認知率トップは「LINE(91.5%)」で、続いて「Instagram(89.9%)」「TikTok(88.3%)」「X(88.1%)」「Facebook(85.0%)」が僅差で並んだ。全体として上位5アプリは9割前後と高い認知度を保っている。また、「Threads(52.4%)」や「BeReal.(40.6%)」など新しいサービスも一定の認知を獲得していた。
現在利用率、リピート意向率もLINEがトップ

続いて、利用率は「LINE(82.6%)」が圧倒的で、2位の「X(60.0%)」と大きな差が生じている。「LINE」が生活に不可欠なインフラとして定着している一方で、2位以降の「X(60.0%)」「Instagram(56.7%)」「TikTok(49.3%)」といったアプリは、それぞれ独自のポジションを築き、ユーザーの多様なニーズに応えることで5割前後の利用率を確保していることがうかがえる。一方、5位以降の「Facebook(18.3%)」「Pixiv(17.8%)」は利用率が2割を下回り、利用者離れが進んでいることがわかる。

さらに、各SNSアプリのリピート意向率を尋ねたところ、ここでも「LINE(80.5%)」がトップに。次いで、「X(57.6%)」「Instagram(54.2%)」と、利用率上位のアプリがリピート意向でも高い支持を得ていた。また「TikTok(46.6%)」についても、約5割のユーザーが継続利用の意向を示していた。
「LINE」が首位を独走している一方で、2位以降は各アプリが独自の強みを武器に競い合っている構図が見てとれる。今後、SNSアプリの利用動向がどのように変化するのか、引き続き注視したい。
出典:【STARTDASH株式会社】
※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています
記事提供元:スマホライフPLUS
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