身長162㎝、最長337Yのドラコン女子 思いっ切り叩くためには「カカトに乗ってから前傾姿勢を作りましょう」
イチオシスト
小柄な体からは想像できないほどの飛距離を叩き出すドラコン女子。最長飛距離337ヤードという記録を保持する嘉数舞美は「重心が高いアドレスが大事」と語る。そのポイントを教えてもらった。
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体を効率よく使って飛ばすには、アドレス時に重心の高い姿勢をつくることが大切です。重心を高く保つことで“あおり打ち”を防ぎ、スムーズに回転しやすくなります。そのためには、股関節にしっかり乗った状態で、胸椎を中心に回転することが重要です。
重心を高い位置にキープするコツは、股関節から前傾し、母指球に体重を乗せること。お尻を突き出しすぎてしまうと重心が低くなり、右肩が下がってあおり打ちの原因になります。
また、胸を張りすぎて反り腰になるアマチュアもいますが、その姿勢では股関節がうまく使えず、インパクトで上体が開きやすくなります。さらに腰への負担も大きく、腰痛につながる恐れがあります。
理想的なアドレスをつくるための簡単なルーティンがあるので、ぜひ試してみてください。足を肩幅に開いて真っすぐ立ち、シャフトを足の付け根に当てます。一度カカト寄りに体重を乗せながら股関節から前傾し、軽くヒザを曲げて上体を前に倒します。母指球に体重が乗った位置で構えれば、“飛ばせる姿勢”の完成です。
ラウンド中にも手軽にできるので、ぜひ実践してみてください。
■嘉数舞美
かかず・まいみ/ 1995年生まれ、沖縄県出身。2021年PLDA世界大会でベスト8に入ったJPDAドラコンプロ。現在はPGAのティーチング資格取得中で東京のヒルズゴルフアカデミーにてレッスンを展開中。
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ドラコン女子の飛ばし方を取材。関連記事『身長162㎝、最長337Yのドラコン女子・嘉数舞美 右手はヨコ、左手は上から握る“叩けるグリップ”が飛ばしの秘訣だった』で詳細をチェックできる。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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