日光市の木材を使った絵本棚とベンチに囲まれ絵本を楽しめる 東京・板橋区役所の待合エリアに子どもたちがくつろげる空間が登場
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イチオシスト
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イチオシ編集部 旬ニュース担当
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オンラインでできるようになった行政手続きも少なくないが、まだ足を運ぶ必要があるものも多い。な んとなく無味乾燥なお役所の待合エリア。東京都板橋区役所では、大人と一緒に訪れた子どもたちがくつろげるように、南館1階戸籍住民課の待合エリアに、「みどりあふれる絵本のまち板橋」をイメージした絵本コーナーを設置した。
森林環境譲与税を活用し、メインとなる絵本棚には、区と「みどりと文化の交流協定」を締結している栃木県日光市の木材を使用。そのまわりには子どもたちがくつろげる木のベンチを並べた。結婚や出生、引越しなど、ライフイベントの際に利用され、区役所の中でも最も来庁者が多いのが、戸籍住民課の待合エリア。「手続待ちの空間」から「絵本文化に触れる空間」に変わり、子どもだけでなく大人も「絵本の魅力」や「木のぬくもり」に直接触れ、心地よい時間を過ごせる空間になった。
板橋区は、木や木製品との触れ合いを通じて木材への親しみや木の文化への理解を深め、木材の良さや利用の意義を学んでもらうための教育を推進。子どもたちが自然との関わりを主体的に考えられるよう、子ども向けの木育事業なども実施している。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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