海と山の大パノラマ! 関東甲信越ツーリング名道5選

イチオシスト

ツーリング先で出会う「絶景」は、バイク旅最大の楽しみのひとつ!絶景の道を走っている瞬間の、自分がその光景と一体になる感覚はたまりませんね。展望スポットに愛車を停めて、美しい風景を見るひとときもまた、至福の時間です。
今回は、そんな場所に出会えるおすすめの「絶景道」を、『ツーリングマップル関東甲信越』掲載エリアから、5ルート紹介します。早速見ていきましょう!
著・フィネス(中村聡一郎)
Route!掲載日:2025年7月4日
関東甲信越 5 selections

1.国道402号(刈羽村~新潟市)/新潟県
2.小出郷広域農道(魚沼パノラマライン)/新潟県
3.国道292号(志賀草津道路)/群馬県・長野県
4.芦ノ湖スカイライン・箱根スカイライン/静岡県
5.西伊豆スカイライン/静岡県

1.国道402号(刈羽村~新潟市)/新潟県
日本海の大海原を見ながら走れる道で、刈羽村から出雲崎、寺泊までは、佐渡島が浮かぶ海沿いの道が続きます。そして、道の先には「弥彦山」が見えてきます。
「信濃川」の分水路、「大河津分水路」を渡り、弥彦山の山麓から角田岬までは、かつての有料道路で、「越後七浦シーサイドライン」とも呼ばれます。「角田岬」には「角田岬灯台」が建っていて、ここからの眺めは絶景です。





2.小出郷広域農道(魚沼パノラマライン)/新潟県
新潟県魚沼市の市街地をぐるっと囲むような広域農道。「絶景」に出会えるのは「堀之内IC」から広神地区への北側区間で、標高が上がるにつれて、眺望が広がっていきます。昨年、魚沼観光協会が「魚沼パノラマライン」と愛称を名付けています。なお、入口を間違えやすいので、「根小屋 花と緑と雪の里」を目印に走りましょう。
沿道には、9月に素敵なコスモスの花が見られる「上原コスモス園」があり、その近くには「越後駒ヶ岳」を正面に見られる展望スペースもあります。



3.国道292号(志賀草津道路)
ツーリングライダーなら、一度は走りたい天空の絶景スカイライン。とくに万座温泉との分岐から、「山田峠」を通り、「渋峠」を越えて、横手山ドライブインまでの区間は、ダイナミックな光景が連続。リフトで登れる横手山の山頂からは。360度の眺望が楽しめます。
なお、白根山付近は、火山活動による交通規制が行われる場合があるので、最新の情報を入手しましょう。




4.芦ノ湖スカイライン・箱根スカイライン
箱根の外輪山西側の尾根上、長尾峠、湖尻峠、箱根峠をつなぐ2つの有料道路です(いずれも125cc以下は通行禁止)。左右に風景が広がる、開放感にあふれたスカイラインで、沿道には富士山のビュースポットで人気の「杓子峠」と「三国峠」があります。
また、芦ノ湖スカイラインの休憩スポットの「レストハウスレイクビュー」の裏手の山に登れば、芦ノ湖や伊豆半島を見わたす爽快な風景を楽しめます。
芦ノ湖スカイライン
通行料金:自動二輪車500円(湖尻線のみは200円)/通行時間:7:00~19:00
箱根スカイライン
通行料金:自動二輪車 350円/通行時間:8:30〜17:30(土・日曜、祝日は7:00〜18:30。7/21〜8/31は8:30〜19:00<土・日曜、祝日、8/13~15は7:00〜>、12/1〜3/31の土・日曜、祝日は〜18:30)




5.西伊豆スカイライン
戸田峠から土肥峠まで、伊豆半島西部の稜線上を走る人気のスカイライン。伊豆の山並みを見ながら走れる、眺望抜群の道で、富士山の姿も見られます。眼下には駿河湾も見えて、海も近くに感じることができます。土肥峠から県道411号で仁科峠までの区間も、絶景が楽しめる快走路です。



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この記事では「ツーリングマップル」協力のもと、モトメガネ編集部で記事を再編集。今後もさまざまなバイク情報を取り上げていきます。


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