Z世代はiPhone、40代はAndroid?——世代で分かれる“スマホ選びの基準”
イチオシスト
「デザインで選ぶ若者」「コスパで選ぶ中高年」「安心感で選ぶシニア」——スマホ選びは世代で大きく違う。そこで今回、株式会社ファーストイノベーションは、運営メディア「SES Plus」にて10代~60代以上までの男女120人を対象に「スマホ利用実態調査2025」の調査を実施。調査では、iPhoneが65%で圧倒的トップに。Android各社の強みやユーザー層も明らかになった。

一番人気はやっぱりApple社のiPhone?

今回の調査結果から、現在のスマホ端末で何を使っているかについてランキング形式で見てみると、Apple社のiPhoneが65%でダントツの1位となった。やはりAndroidシリーズと比較しても圧倒的なシェアを誇っている。「長年iPhoneに慣れている」「操作がわかりやすい」といった声のほか、「Apple製品で統一している」「AirPodsやMacとの連携が便利」といった理由も多く挙がった。
2位以降はAndroidシリーズで、中国発の「OPPO」が10%となり、「安くても動作が軽快」「ゲーム用途に十分」といった声が寄せられた。3位は国産メーカーの「SHARP(AQUOS)」で8%となり、「バッテリー持ち」「価格バランス」「安心の国内ブランド」といった回答が集まった。以降は「Sony(Xperia)」で6%、Samsung(Galaxy)とGoogle(Pixel)が同率で5%という結果になった。Androidシリーズは合計で35%を占める。iPhoneにない自由度やカスタマイズ性を備えており、今後の巻き返しにも期待が持てる。
年代別でのスマホ観とは

性別・年代別に、スマホ選びで重視するポイントを見てみると、若年層の女性は「デザイン・ブランド・使いやすさ」を重視しており、iPhone 15/16に人気が集まっている。男性の中高年層では「コスパや性能」を重視する傾向があり、OPPOやAQUOS、XperiaなどのAndroid派も一定数存在していた。シニア層になると、「操作性と安心感」が重視されており、iPhone SEシリーズやAQUOSが人気だという。
最近のスマホ選びの傾向を見ると、「ブランド力」は依然強いものの、価格や性能との「バランス」を重視する傾向が強まっている。確かにスペックは大切だが、価格との兼ね合いも考えられ、無理せず自分に合ったスマホを選ぶ時代が訪れていると言えるだろう。
出典:【株式会社ファーストイノベーション】
※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)
記事提供元:スマホライフPLUS
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