商業施設利用の動向と期待点――株式会社リゾームの実施調査結果から
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イチオシスト
ライター / 編集
イチオシ編集部 旬ニュース担当
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株式会社リゾーム、クラウドサービスとソフトウェア開発のリゾームが、商業施設利用の傾向と消費者の心理を探るため、規模1,000人に及ぶアンケート調査を実施しました。
調査の概要と結果
株式会社リゾームは、一か月に一度以上商業施設を訪れる子育て世代の男女1,000人に対してアンケート調査を行いました。この調査では、「商業施設に行く理由」「行かない理由」「商業施設で買い物をする理由」を問い、消費行動に影響を与える要因を探りました。詳細な結果は、リゾームのサイト上でご覧いただけます。https://www.rhizome-e.com/column/001651.php主要な調査結果
商業施設を訪れる主要な理由として「購入したい商品がある」がトップに挙がり、来館を防ぐ要因としては「館内の混雑」が挙がりました。また、「駐車場の混雑」「価格帯が高い」「行きたいショップが少ない」なども来館を控える要因として挙がりました。商業施設で買い物をする理由としては、「当日入手できる」「現物を確認できる」など、ECでは得られない体験価値が注目されました。商業施設に求められること
本調査からは、来館者が商業施設に期待するのは自身の目的に合ったショップが揃っていること、そして実店舗ならではの価値が重視されていることが浮かび上がりました。また、ECサイトでの購買が一般化する中でも、「当日入手」「現物確認」「比較・体験」といった実店舗ならではの価値が重視されています。これらのニーズを的確に捉え、最適なショップ構成を実現するリーシングが、商業施設の魅力と競争力を高めるカギとなります。リゾームのリーシングソリューション
株式会社リゾームでは、商業施設のリーシング業務を支援する多彩なソリューションを提供しています。その中からいくつかをご紹介します。情報・データ不足の課題をサポートする「SC&ショップ検索サービス SC GATE」、リーシングリスト作成業務や経験不足の課題をサポートする「商業施設リーシングAI PROCOCO (プロココ)」、そしてリーシング精度やテナントへのアタック業務の課題をサポートする「出店希望テナント様ご紹介サイト リーシングブレーン」などが主要なソリューションになります。製品についての詳細は当社ウェブサイトよりご覧ください。https://www.rhizome-e.com/solution/最後に
今回の調査結果からは、商業施設の強みと課題が一致しないことが見えてきました。訪問を促す要素と訪問を阻む要素を同時に考慮に入れることで、より多くの集客と改善策の実現が可能となります。よりよい商業施設づくりのために、今回の調査結果が参考になることを期待しています。記事提供元:prenew 最新のニュース一覧
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