ダメな兄を演じるオダギリジョー「社会に適合できないタイプの人間だと自覚しているので」
イチオシスト
10月12日(水)都内にて、映画「兄を持ち運べるサイズに」舞台挨拶付きプレミア上映会が行われ、主演・柴咲コウ、オダギリジョー、満島ひかりらキャスト陣、中野量太監督が登壇。作品への思いを語った。
【動画】映画「兄を持ち運べるサイズに」見どころを紹介
柴咲コウ、オダギリジョー、満島ひかり登壇
「湯を沸かすほどの熱い愛」「浅田家!」の中野量太監督、5年ぶりの最新作は、作家・村井理子のノンフィクションエッセイ「兄の終い」をもとに映画化。絶縁状態にあった実の兄の突然の訃報から始まる家族のてんてこまいな4日間の物語を描く。
マイペースで自分勝手な兄に幼いころから振り回されてきた主人公・理子を演じる柴咲は、撮影前の準備段階から「“自分の家族のことをこれほど考えたことがあるかな”というくらい勝手に考えてしまう、そういう魅力が詰まった作品」と本作への思いを。
映画史上稀にみるダメな兄ちゃんを演じるオダギリは、「監督から『今回の役はオダギリさんピッタリですよ』と言われて、どういう捉え方をされているんだろうなと思って(笑)」と笑わせつつ、「自分自身も社会に適合できないタイプの人間だと自覚しているので納得はできるんですけどね。自分のダメな部分を許してほしいなと思いながら演じさせてもらっています」と役への取り組みを語る。
これに対し中野監督は、「僕が知っている中で、“Mrダメな人”を演じたら一番の人」と。さらに今回は“ダメな人”だけでなく、「“ダメ”プラス、ちゃんと人間らしい最後の温かみまで演じられる人はじゃないといけないので、オダギリさんしかないなと思ったんです」とオファーの裏側を明かした。
兄の元嫁を演じる満島は、全国各地で行われた試写会の後、「私にとって、みなさんの感想を読むのがめちゃくちゃ楽しい映画です。レビューとかあさって見ちゃうくらい(笑)」と。「一人の人を思う気持ちを、それぞれ別々の気持ちで描いているのが魅力的。娘も息子も妻も妹も、一人の人に対して全然違うことを思っていて、多面的に見えるのが面白いと思いました」と見どころを。
柴咲も「観た後に、ただ評価するのではなく、語りたくなる、レビューしたくなる、自分の気持ちを吐露したくなる、不思議な映画に仕上がっていると思います。聞かれたくないけど、聞いてほしいというのが家族でもあると思います。この映画を観て感じたこと、自分の家族に対して改めて思ったなどコメントしていただけると、うれしいです」と締めくくった。
映画「兄を持ち運べるサイズに」は、11月28日(金)全国ロードショー。これに先駆け、11月21日(金)よりTOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ梅田で先行公開決定。2劇場の来場者特典として、柴咲&満島&中野監督の鼎談(ショートバージョン)を先行で見れるバーコード付きビジュアルカードをプレゼント。
映画「兄を持ち運べるサイズに」
原作:「兄の終い」村井理子(CEメディアハウス刊)
脚本・監督:中野量太
キャスト:柴咲コウ オダギリジョー 満島ひかり 青山姫乃 味元耀大
©2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会
記事提供元:テレ東プラス
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