難病の女性YouTuber、浴槽で生後3カ月の長女をメッタ刺し 直前に親権めぐる苦悩を吐露

イチオシスト
「内藤沙月」(登録者数2万人)として活動する車椅子の女性インフルエンサーが、生後3か月の娘を殺害したとして逮捕されました。浴槽内で乳児の体を包丁で複数回刺したとみられています。
難病を抱えながらママに
鈴木沙月容疑者(28)は、生まれつき骨が脆く骨の変形や骨折が起こりやすくなる難病「骨形成不全症」を抱えながらも、「身長110cmのキャバ嬢」として新宿のキャバクラに勤務したり、インフルエンサーとして車椅子での生活を発信したりしていました。
YouTubeは2018年から活動を開始。これまでに投稿した動画は200本以上にのぼります。
離婚と死産を経験している鈴木容疑者は、今年3月に再婚を報告。9月に投稿した動画では第1子である優愛ちゃんの出産を報告していました。性別は女の子であると明かし、「2分の1の確率で遺伝する」という持病が子どもには遺伝しなかったことも報告。心ないコメントが来るかもしれないとしつつ、夫婦でしっかり話し合って妊娠したことを強調していました。
鈴木容疑者はまた、妊娠15週までのVlogを「妊娠日記」と題した動画で公開しています。
オリコンニュースが10月に配信した「身長110cm車椅子の女性、『子どもを産むべきではない』心ない声を乗り越え叶えた“母になるという夢”」という記事では、難病を抱えながら出産・子育てをする自分の思いを語っていました。(記事は現在は非公開)
赤ちゃんの体には10以上の刺し傷
鈴木容疑者は11月4日にインスタグラムを更新し、
もともと離婚するなら赤ちゃんは私が連れてくで了解得たのにさつきはなんもできないじゃん保育園の送り迎えも俺になるわけだしとかいわれた。親権の争いてきに女は有利だとは思うけど私一人だと面倒見れないよねってなるし実家に帰ってお世話できる環境でもないしどうしたらいいんだろ(原文ママ)
という言葉で子どもの親権をめぐる苦悩を吐露しました。一連の投稿の最後は「もうげんかいごめんね 弱くて、よわいままで みーんなありがとうございました もうSNSは続けることはないかな」という文章で締めくくられています。
投稿から数時間後の午前6時40分、鈴木容疑者自ら「ごめんなさい。私は死ねなかった。赤ちゃんをやった」などと警察に通報し、事件が発覚。警視庁北沢署は11月4日、鈴木容疑者を殺人容疑で逮捕しました。
警察官の調べによると、生後3カ月の優愛ちゃんは浴室の蓋の上で横たわったまま亡くなっており、首や腹や背中などには10か所以上の切り傷がみられるということです。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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