カチャカチャドライバーの真贋はネジで見分ける! 本物は外れないって知ってた?
イチオシスト
熾烈なクラブの開発競争が続くゴルフ業界。メーカー各社は魅力的な新製品を毎年のように世に送り出している。性能面がハイレベルであることは間違いないが、多くのゴルファーを悩ませているのは「価格」だろう。昨今は物価高の影響もあり、クラブの単価も年々上昇。そうした背景も影響してか、インターネットショッピングやフリマアプリでは、値段が安価な「偽物クラブ」が横行している。うっかり買って泣きを見ないためにも、キャロウェイの人気モデル『ELYTE ドライバー』を例に偽物の見分け方を紹介。
キャロウェイ『ELYTE ドライバー』のソールは本物にかなり似た作りになっており、若干デザイン部分の柄の色が異なるものの、見分けがつきにくい。だが、意外なところに判断材料がある。それがネック部分のネジで、右の「偽物クラブ」はネック内部のネジが外れて落ちている。しかし、本物はゴムパッキンのようなパーツが付けられていて、本来はネジが落ちないようになっている。「偽物クラブ」はそれがなく、ネジが取れていることも多いのだ。
また、クラウンの模様には明らかな違いがある。黒く高級感のある本物の「カーボンクラウン」に対し、「偽物クラブ」は金属製のヘッドにシールを貼っただけで模様もどこか安っぽい。「カーボンクラウン」は高いコストがかかるため、「偽物クラブ」で採用されることはなく、シールを貼ることで対応するケースがほとんど。今回のように本物とは似ても似つかないデザインのシールを使うケースも多いので、真贋を見極めやすいポイントになっている。
■『ELYTE ドライバー』を見分けるポイント
・クラウンのデザインが大きく違う
・カーボンを使わない分、ヘッドが重い
・ネック内のネジが取れている
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本物と偽物を並べたら見分けがつかないモデルも!→関連記事で【テーラー、ピン、キャロウェイ……クイズ「偽物クラブ」はどっち?】を掲載中
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