憧れはタイガー・ウッズ 地元の現役高校生・畠田瑠がネクヒロから目指す“唯一無二”「スイングは誰にも負けない」
イチオシスト
<マイナビカップ 事前情報◇29日◇ザ・クラシックゴルフ倶楽部 キング・プリンスコース(福岡)◇6378ヤード・パー72>
地元・福岡の第一薬科大附属高に通う高校3年生のアマチュア選手が、マイナビネクストヒロインツアーに初出場する。畠田瑠(はただ・るい)は、高校生活も終わりに近づき「試合数が少なくなっている」という現状を打破する機会を生かす。
初受験となった今年のプロテストは、7月の第1次予選は通過したが、9月の2次は通過に一打及ばず敗退。一発合格は逃した。現在は「すべてをイチから見直さないといけない」と、来年のリベンジのために準備を進めている。
姉の影響で小学4年からゴルフを始めた。「クラブに当たった時の打感が好きで」とのめり込み、プロを目指すように。18歳は「スイングのキレイさを見てもらいたいです。スイングは誰にも負けない」という自負を胸に、さらなるレベルアップを目指している。
今年10月、2度目となる日本女子プロゴルフ協会のレギュラーツアー出場を果たした。2023年「マスターズGCレディース」以来となったその大会は「日本女子オープン」だった。「ショットが乱れて、自分のプレーができずもったいなかった」と、予選落ちという結果に終わったが、大舞台の経験は今後の糧になるはずだ。
その自慢のスイングは親とともに作り上げたものだというが、動画で見る憧れの「タイガー・ウッズ選手」の姿も参考にしている。「全体的にうますぎる」とその思いを話す目は輝く。そして「(ウッズは)誰も超えられない選手。私もそういう選手になりたい」と、強い決意をにじませた。
今大会の舞台になる地元のザ・クラシックゴルフ倶楽部は、これまで試合などで何度も訪れている場所。28年の日本女子オープンの会場になることも決まっている。その時の目標はひとつ。「プロとして優勝したい」。スラリと伸びた165センチの身長も、ポテンシャルを感じさせる要素になる。まずは、初めてのネクヒロでも「優勝」を狙ってプレーする。(文・間宮輝憲)
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